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【雑記】2025年の振り返り、来年の予定など
【2025年演奏した作品】 (主なもの。弾いたもの、歌ったもの混在) 武満徹《明日ハ晴レカナ曇リカナ》 面川倫一《自戒》より〈むじゅん〉 ドビュッシー《版画》 リリ・ブーランジェ《明るい庭園にて》 サティ《"星たちの息子"からの3つの前奏曲》 サティ《世紀ごとの時間と瞬間の時間》 サティ《最後から2番目の思想》 ラヴェル《水の戯れ》 ラヴェル《ソナチネ》 ラヴェル《亡き王女のためのパヴァーヌ》 間宮芳生《合唱のためのエチュード》よりⅣ、Ⅵ、Ⅷ 幸田延《ヴァイオリンソナタ ニ短調》 ながはな『飲酒の歌2 おもしろ』 アイスラー《統一戦線の歌》 ベルク《4つの歌曲》Op.2 信長貴富『等圧線』 シサスク《星の組曲第2集"ベツレヘムの星カペラ"》 ラウタヴァーラ《ピアノソナタ第1番"キリストと漁夫"》 ラウタヴァーラ《ピアノソナタ第2番"火の説法"》 ペルト《アリーナのために》 ペルト《アリヌーシュカの快復のための変奏曲》 メラルティン《ピアノソナタ第1番"黙示録幻想"》 J.S.バッハ=メラルティン編《Ich halte treulich still

Satoshi Enomoto
2025年12月30日読了時間: 6分


【音楽理論】楽語の意味を元になった言語としての意味に求めてよいのだろうか
楽譜を読む時、様々な楽語が目に入ってくることでしょう。それらの楽語の意味を知るために、我々はまず楽語辞典を引くことになります。検索エンジンで調べる方もいらっしゃるでしょう。出てくる情報の多少の差はあれど、概ね共通した「楽語の意味」には辿り着けることと思います。 ここで好奇心の強い方は、その楽語の元となっている言語上の意味についても調べようとするかもしれません。楽譜上の言葉の多くはイタリア語ですが、ドイツ語やフランス語などもあるでしょう。楽語についての辞書ではなく、言語についての辞書も引くことになるわけです。 言語としての元の意味を知ることによって「だから楽語としてはこのような意味になるのか」と納得できる場面も多々あると想像されます。それ自体は学びとして結構なことです。 ところが、問題提起はここからです。果たして 楽語の意味は言語の意味と本当に同じでしょうか? 「言語の意味から楽語の意味が導き出されているのだから、意味が異なるわけがないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、楽譜における楽語の用いられ方は、会話や文章における言語の用いら

Satoshi Enomoto
2025年10月31日読了時間: 7分


【雑記】フライング拍手・フライングブラヴォーを撲滅せよ
記事タイトルの通り、これらに関して僕はフライング拍手・フライングブラヴォー完全否定派です。自分の演奏に関してはそもそも聴きに来る方々が良心的である場合が多いので(そりゃあこんな奇妙なプログラムをわざわざ聴きに来てくれるのだから)、フライングでこれらが飛んだことは今までにありませんが、しかし自分が聴く側でいる時に同じ客席から飛び出したこれらの被害に遭ったことは何度もあります。 自分の経験した中で特に許せなかった例を挙げるとすれば、ミューザ川崎でシェーンベルク《グレの歌》を聴いた時でしょうか。大編成の合唱とオケから放たれる大音響の残響がまだ全然残っている内にフライング拍手もフライングブラヴォーも起きたのですから、どんなに不快であったかは想像していただければと思います。ジョナサン・ノットはまだ手を下ろしていませんでした。フライングで拍手やブラヴォーを飛ばす人々はいかにもコンサート馴れしているような素振りをしつつも、指揮の見方は知らないようです。 演奏者側からすると、どんなに早く拍手やブラヴォーが起こったとしても、それが音楽を全部味わい切った直後のも

Satoshi Enomoto
2025年10月17日読了時間: 6分


【感想】vocalconsort initium『Friede auf Erden ── trotzdem』
知り合いも複数人参加しているvocalconsort initiumの第10回演奏会『Friede auf Erden ── trotzdem』を聴いてきました。《Friede auf Erden(地上の平和)》というのはご存知の通りシェーンベルクの合唱作品のうち初期の代表...

Satoshi Enomoto
2025年10月3日読了時間: 3分


【雑記】「ニューメディア」は嘘つきだ!:陰謀論を引き摺り降ろせ
僕は普段からブログやSNSを駆使して活動の広報を行っています。チラシも蒔いているにはいるのですが、しかしやはりどちらかと言えばネット上の広報の方が集客には繋がっているように感じます。なにせやっている音楽がニッチなもので、むしろニッチなものを自発的にサーチしているような人に発...

Satoshi Enomoto
2025年8月21日読了時間: 7分


【雑記】千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ参ってきました
8/15には追悼行事もあるだろうと考えて別の日に千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ行ってきました。所在地は以前から知っていたものの、実際に参ったのは今回が初めてでした。 戦死した曾祖父の墓参りにはここ数年行っているものの、曾祖父の場合は身元もわかっている上で遺骨も戻ってきましたし、認知...

Satoshi Enomoto
2025年8月17日読了時間: 2分


【社会】"私の戦後80年宣言"
日本共産党の田村智子委員長が「皆それぞれの『私の戦後80年宣言』を考えてみてはどうか」という旨をInstagramの配信で発信していたのを見たので、それに対する考えも併せて自分なりの『私の戦後80年宣言』を書いてみる次第です。...

Satoshi Enomoto
2025年8月15日読了時間: 8分


【名曲紹介・対訳】ブレヒト『統一戦線の歌』:団結してナチズムに立ち向かうための歌
Das Einheitsfrontlied 統一戦線の歌 詩 Bertolt Brecht (1898-1956) 曲 Hanns Eisler (1898-1962) Und weil der Mensch ein Mensch ist, 人間は人間であるが故に drum...

Satoshi Enomoto
2025年8月13日読了時間: 7分


【出演告知】副次的文化系歌曲祭Vol.4【2025.9.27】
副次的文化系歌曲祭Vol.4 2025年9月27日(土) 16:30開場 17:00開演 会場:トーキョーコンサーツ・ラボ 東京都新宿区西早稲田2-3-18 観覧無料(要申込登録) 観覧申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1F...

Satoshi Enomoto
2025年8月11日読了時間: 2分


【雑記】生成AIを頼らずに自力で作曲をすることの意味:自らの体験・経験とすること
生成AIの利用がカジュアルになりつつある昨今において、個人的には色々な観点で思うところ考えるところがあり、しかしその方向性が多岐に渡るので、まとめては言及せずにトピックごとに記事を分けて書いてきたいと思います。 わざわざ人間が頑張って作曲をせずとも、生成AIが勝手に音楽を...

Satoshi Enomoto
2025年5月13日読了時間: 4分


【探訪記】代々木《春の小川》記念碑:得たものの代わりに失ったもの
高野辰之作詞、岡野貞一作曲による文部省唱歌《春の小川》。この詩のモデルとなった小川には諸説あるものの、その歌碑(記念碑)の一つが代々木にあると聞いて、実際にその場所を訪ねてみました。高野辰之が代々木に住んでいたことが理由となっているようです。...

Satoshi Enomoto
2025年4月18日読了時間: 4分


【雑記】人々の輪の中で音楽を提供する役割を担う音楽家:音楽研究で学んだことを活かしながら
現在、実家がある方の地元では月一回ペースで『童謡・唱歌を歌う会』を町内会主催で行っています。ただ歌うだけでなく、楽曲の背景や音楽理論の解説、そこから考え得る表現の試行などを採り入れておりまして、毎度好評をいただいております。今年度からは本格的に階名唱も採り入れる予定ですので...

Satoshi Enomoto
2025年4月13日読了時間: 6分


【雑記】SNSに演奏を載せたら既存音源の著作権侵害を申し立てられた
昨今は演奏会の広報もすっかりSNS流行りでして、確かにその拡散力自体にはそれなりの効果はあるように感じます。演奏の動画を投稿したり、あるいは演奏配信をしたりといったこともできますから、その演奏者がどのような演奏をしてくれるかが予めわかるという点は聴衆にとっても利点でしょう。...

Satoshi Enomoto
2025年3月13日読了時間: 5分


【感想】ウクライナ国立オデーサ歌劇場オーケストラ神奈川公演
2025年3月2日、戦火をくぐって来日したウクライナ国立オデーサ歌劇場オーケストラの神奈川公演を聴いてきました。ウクライナから40時間の旅路であったと聞きました。 プログラム リセンコ 《タラス・ブーリバ》序曲 ヘオルヒー・マイボロダ 《フツル狂詩曲》 ドヴォジャーク...

Satoshi Enomoto
2025年3月9日読了時間: 5分


【雑記】音大でもコードネームの読み方は習う:知らないことはこれから学ぶしかない
これまでに侃々諤々の言い合いが始まる話題の発端は主にX(旧Twitter)であることが多かったように思いますが、僕の認知するところでは此度の「音大はコードネームを教えない」という根も葉も無い話題が出てきたのはThreadsにおいてであったと思います。しかも音大出身ではないポ...

Satoshi Enomoto
2024年11月17日読了時間: 9分
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