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【参加者募集】音楽書オンライン読書会【参加費投げ銭制】
以前ちょっと話に出していた音楽書の読書会を本格的に企画したいと思います。 とりあえずはオンライン上での会を想定しています。いきなり対面で会場を取って、とやるよりは予算ハードルも低く、榎本が課金しているZOOMを使えばよいでしょう。投げ銭ながらも参加費をいただこうとしているのは資料準備の手間貸とZOOM課金の足しにしようとしているだけですので、別に払わなくとも微々たる金額でも構いません。 日時は参加希望者が数人集まった段階で調整します。この部分もオンラインの方が開催し易いであろうと考える理由です。 当日までに予め読んできて感想だけ言い合う形式もあるにはありますが、この企画で扱う課題図書には音楽理論や音楽史、音楽美学なども含まれる予定でいますので、各自読んでくるよりは参加者皆で一緒に読んだ方が迷わずに済みそうだなとは想像するところです。 まとめると以下のような形になります。 日時 早く集まった参加希望者で調整 希望日時が割れるようならばグループを分けてやってもいいかも? 参加費 無料(投げ銭歓迎) 用意するもの 課題図書(各自購入してください

Satoshi Enomoto
6 日前読了時間: 3分


【依頼受付】スタジオができたのでレッスンや伴奏の依頼を受け付けます
実家にスタジオ別棟ができました。 家庭の事情により実家ではレッスンができないという状態がほぼコロナ禍以来続いていましたが、ここを拠点としてのレッスンや伴奏依頼を受け付けます。 所在地は横須賀市馬堀町、最寄り駅は京浜急行「馬堀海岸」駅です。横須賀美術館に行く方、あるいは スペース&カフェ モントン に行く方が降りる駅ですね。詳細な所在地は実際に来る方にお伝えします。 新拠点に移ったことに併せまして、レッスンの展開内容や報酬にも大幅に見直しを加えました。コロナ禍始まった当初のままの出血サービス価格なども残っていましたので、それらを廃止する形で全体的に値上げが入っております。 ただ、これまでよりも提供できるものは明らかに増えると思います。以下にレッスンや伴奏の展開詳細を列挙していきます。ご興味のある方は Contact ページ やメールアドレス info@virtuoso3104.com からお問い合わせください。 以下の概略リストは Request ページにまとまっています。以下に価格例も示していきますが、 自主的に払いたい場合はこの

Satoshi Enomoto
4月3日読了時間: 7分


【演奏会告知】私的演奏協会『シェーンベルク《ピアノ曲》Op.33ab』
2026年4月29日(水祝) 13:40開場 14:00開演 15:20終演予定 私的演奏協会 シェーンベルク《ピアノ曲》Op.33ab 解説・演奏 榎本智史 会場 空音舎 東京都大田区南六郷2-5-10 サンアイランド102 京浜急行「雑色」駅より徒歩 入場無料 投げ銭観迎! 定員15名 予約申込 メール info@virtuoso3104.com または当ホームページCONTACTより送信 2月以前はHarmonia Suavisに伴うあれこれ、3月は引っ越しに伴うあれこれですっかり自主企画が滞っていましたので、流石に4月下旬なら大丈夫だろうと考えて会場を用意しました。 お待たせしていたかどうかは分かりませんが、今年も試演会企画『私的演奏協会』シリーズを開催します。今年はソロリサイタルをやらないつもりでいる手前、私的演奏協会は積極的に企画するつもりです。 今回はシェーンベルクの最後のピアノソロ作品である《ピアノ曲》Op.33abを取り上げます。最後のピアノソロ作品であると言っても、作曲年代はaが1929年、bが1931年ですから、まだ

Satoshi Enomoto
3月7日読了時間: 3分


【名曲紹介】ベートーヴェン《ピアノソナタ第13番『幻想曲風ソナタ』》Op.27-1
Op.27-2の方が有名だし分析も楽だしということで先に記事を書いたわけですが、やはり「月光」ばかりを取り上げてその工夫を賞賛しながら、より珍妙な構成をもっている第13番Op.27-1をスルーしておくのはよくないであろうと思いまして早速書くことにしました。 ベートーヴェンのピアノソナタの中で、第13番と第14番は『2つの幻想曲風ソナタ』としてOp.27という作品番号にまとめられています。その内の第14番の方が一般に「月光」と呼ばれて親しまれている一方、第13番はお世辞にも人気とは言えない扱いを受けています。僕でさえ、きちんと第13番がどのような曲であるかを認知したのは音大に入ってからでした。もちろん楽譜は手元に持っていたのですが、意識は向かなかったのです。楽曲構成のイレギュラーぶりとしてはどう考えても特筆すべき位置にある作品なのですが、如何せん音楽としての聴き栄えが地味である上に「月光」のようなイメージ戦略による売られ方もしなかったために、一般知名度は今なお明らかに低いでしょう。 そもそも第13番のどのような点が当時の他のソナタと比べてイレギ

Satoshi Enomoto
3月30日読了時間: 6分


【名曲紹介】ベートーヴェン《ピアノソナタ第14番『幻想曲風ソナタ(月光)』》Op.27-2
いかにも名曲らしい名曲、既に充分な知名度をもっている作品、しかも既に解説され尽くしたに等しいであろう作品についてわざわざ記事に書こうというつもりはあまり無かったのですが、僕個人の作品に対する捉え方を書いておくことは悪いことではないだろうと考えまして、そのいかにも名曲らしい名曲たるこの作品について書いてみる次第です。 既に広く知られている通り、この《ピアノソナタ第14番》Op.27-2を指して呼ぶところの「月光」という名前自体はベートーヴェン自身が付けたものではありませんし、音楽の内容を意味するものでもありません。ベートーヴェンの死後に音楽評論家・詩人のレルシュタープが寄せた批評に基づくニックネームです。 むしろベートーヴェン自身が第13番と併せて付けた『幻想曲風ソナタ Sonata quasi una fantasia』の方がよりこのソナタの内容を直接的に表していると僕は考えています。第13番はかなり自由度の高い構成が行われているわけですが、作品番号を同じくする第14番もまたそれに準ずるものであろうということです。 この第14番を指して「一

Satoshi Enomoto
3月22日読了時間: 6分


【雑記】音楽書の読書会をやってみたい
既に開催しているところもあるのかもしれないとは思うのですけれども、自分の手元で「音楽書の読書会」をやってみたいという意欲が湧いているところです。 音楽関連書籍は数あれど、ぜひ少しでも読んでおきたい特定の音楽書があるにはあります。理解難易度はそれぞれなので「重要なはずなのは分かっているんだけど理解が追いつかん」みたいなこともたまにはありますね。正直に言えば僕自身もそのように感じている書籍がいくつかあります。 自分一人の力で読んで理解するにはハードルが高い…というならば、他の人も集まってお互いに知恵を借りつつ読み進めるやり方はむしろアリなのではとも思うところです。皆で確認しながら読み進められるので誤読や挫折のリスクを減らせるでしょう。何より、分からないところを周りに聞けます。 それこそ、音楽書と言えど内容は必ずしも音楽だけの知識の範囲内で読み解けるとは限りません。延々と算数を考えねばならないものもあるでしょうし、物理や世界史、哲学の知識が必要になる可能性もあります。そのような意味では、音楽書の読書会と言いつつも、音楽以外の専門をもっている方々も

Satoshi Enomoto
3月18日読了時間: 3分


【雑記】新年度からのレッスン構想『もういちど学ぶ中学・高校音楽』
僕の扱っている音楽が世間目線でキワモノっぽいからなのかどうかは判らないのですが、僕の活動の中での「レッスン(指導活動)」はどちらかと言うと悪い意味で特殊な状況を呈しています。具体的には、僕のところにレッスンを頼みにくる方はいくつかのパターンに分かれます。 ①とても長く定期的に通ってくれる方(今や榎本の出す課題にも耐性が付いた) ②不定期的にレッスンを受けに来る方(20世紀~21世紀の作品を弾く時だけ助言を求めに来る) ③かなり早い段階で離れる方 ④レッスン前の日程調整段階で何故か音沙汰が消える方(これがまた1件2件どころではない) ④は一体どういうことだよと一応思ってはいるわけですが、まあそうなったものはそうなったので仕方無いのでしょう。概ね「超長く続く」か「短く途切れる」かのどちらかでして、恐らく同世代の「レッスンもする演奏家」の中では結果的にレッスン比重がだいぶ少ないパターンになっていることを自覚しています。 とりあえずレッスンはピアノと和声法を中心にしつつ、合唱団相手にはソルフェージュ、あとは頼まれたら音楽史もレッスンしなくもないですよ

Satoshi Enomoto
3月15日読了時間: 4分


【雑記】過去の作品や演奏は先行研究であるのだろう
戸塚で活動中のシニア合唱団・コール柏桜の伴奏にここ数年ずっと行っているのですが、そこの指揮者の先生(同じ高校のOBでもある)から100冊ほど古めの楽譜をいただきました。捨てるのは躊躇われると先生が言っていたのを聞いて即決で「じゃあ貰います!」と手を挙げた結果です。 世間の楽譜コレクターには及びませんが、演奏会を企画するにあたって参照したり、実際に演奏したり、あるいは楽曲分析や音楽史のレクチャーに使用したりするために日頃からアンテナを巡らせています。最近は学生時代のように大量に買うことは無くなりましたが、今でもふとした拍子に「昔欲しかったけれど買う機会を逃してしまった作品」の楽譜に出会えたりはします。 手元で図書館・博物館まがいのことをしていたいという思いもあるといえばあると自覚しています。蒐集したこれらの楽譜は「演奏やレッスンのためのツール」であると同時に、先人たちの音楽そのものについての先行研究の結果物であるとも考えています。 僕は基本的には演奏家ですが、時々作曲も行います。古い楽譜の数々を見ると、先人たちがどのように考えてどのような音楽

Satoshi Enomoto
3月11日読了時間: 3分


【書評】大島俊樹『階名唱(いわゆる「移動ド」唱)111の音階ドリル集』:「性格」と「力性」を体感する練習
大島俊樹先生の 『階名唱(いわゆる「移動ド」唱)77のウォームアップ集』 についての書評は既に記事にしましたが、昨年2025年の9月に新たなドリル集 『階名唱(いわゆる「移動ド」唱)111の音階ドリル集』 が発刊されました。すぐに注文して手元に置いたわけですが、ようやく書評をまとめたいと思います。 このドリル集自体について述べる前に、手前味噌で恐縮ながら、拙作『混声四部合唱のためのハーモニー・エチュード』の話を書いておきたいと思います。 合唱でピンポイントでハモるための階名唱ドリル集が欲しいと思って作ったのが僕のエチュードであったわけですが、どうしても階名自体の性格というよりは和声法の力学に偏っていて階名自体の性格を歪曲してしまっているのではないかという不安が拭えず、その説明に悩んだ挙句に榎本は大島先生に添削をお願いしたのでした。快く引き受けてくださったどころか、資料まで出して解説までしてくださりました。 その時の話の中で出てきていた観点が「階名の性格(不変の側面)」と「旋法内における力性(変化する側面)」というものでした。...

Satoshi Enomoto
3月2日読了時間: 5分


【ソルフェージュ】異なるものには異なる名前を
階名(いわゆる移動ド)に関して、固定ド派からは「移動ドは同一の音名の音の名前が変わることが非効率である」という旨の批判が届くことがあります。 移動ドを用いる人は並行して日本語なりアルファベットなりの音名を用いており、音名的観点からの不具合は特に感じられるものではありません。僕は小学生の時からドイツ語の音名を使っていますが(師事した先生の指導方針)、派生音も短く言いやすいのでむしろ便利なくらいです。 この点は軽く済ませつつ、本丸は「同一の音名の音に対して様々に変わる階名を考える必要があるのか」ということでしょうか。 これについて例となる図を手描きで作ったので、それを見つつ説明を加えます。 上に5つの調を挙げました。それぞれの調にはE-F、E-Fis、Es-F、Es-Fisという2音のいずれかが含まれています。 固定ドではこれらを全て「ミファ」と歌います。名付けの基準は五線譜上の音符の位置です。歌わずに名前を言うだけならば「ミのフラット」や「ファのシャープ」などと言えることもありますが、歌うともなると変化記号は口に出さないことになります。つ

Satoshi Enomoto
2月27日読了時間: 4分


【名曲紹介】ベートーヴェン《ピアノソナタ第22番》Op.54
ベートーヴェン中期には愛すべきソナタが色々あると思っています。もちろん既に世間一般においても人気の高い番号がいくつか挙がるでしょう。 しかし榎本個人の好みはそこから若干ズレていることが否定できません。別に有名曲を意図的に嫌っているわけではないのですが、どうにも好きになれない曲があるのも事実です。具体的に名指しすると第21番「ヴァルトシュタイン」と第23番「熱情」。今後気に入る可能性も無くはないですが、現時点ではアンテナに引っかかりません。 ところで、第21番と第23番という大きな意欲作に挟まれて、何やら影の薄そうなソナタがあるではありませんか。 それが今回の記事で取り上げる《ピアノソナタ第22番》です。 この《ピアノソナタ第22番》Op.54が書かれたのは1804年のこと。まさに先述の《ピアノソナタ第21番「ヴァルトシュタイン」》Op. 53と《ピアノソナタ第23番「熱情」》Op.57の間に書かれました。第21番と第23番はいずれも大規模な部類のソナタであり、それらを書いている時期のベートーヴェンのヴァイタリティは推して知るべしというとこ

Satoshi Enomoto
2月25日読了時間: 5分


【演奏後記】企画合唱団Harmonia Suavis演奏会
2026年2月22日、約半年に渡った横浜での企画合唱団Harmonia Suavisの本番が終わりました。 2024年末に「企画合唱をやりたいので人を集めてほしい」と言われた時には、僕の乏しい人脈でどうにかなるものなのか?と不安にすら思ったほどでしたが、合唱団DIOや合唱集団EARTHといった直接関わりのある合唱団のメンバーのみならず、「知り合いの知り合い」くらいの距離にいた合唱人・音楽人が集まってくれました。 参加者の皆様も各々感想はあると思いますが、ここでは榎本個人の感想を書かせてください。 まず、今回個人的に最もチャレンジだったのはオルガンを弾くことになったことでした。実は知人のオルガニストが名乗りを上げてくれていたものの、ホールを取れた日時が当初の計画と異なってしまったため辞退となり、「このまま人が見つからなそうであれば榎本がどうにか練習して間に合わせる」と申し出たのが発端でした。 高校時代、今回の主宰である葛岡先生の下で、榎本は通奏低音を経験していました。ただしオルガンではなくチェンバロでのものです。パッヘルベルの《カノン》とJ

Satoshi Enomoto
2月23日読了時間: 3分


【言語】超ざっくりオランダ語発音(正確なものは他所で習ってください)
※これは筆者個人の学習ノートとその所感です。筆者自身はオランダ語の専門家ではありません。記事に書いて覚えるために書いているようなものですのであしからず。 …というわけで、フランス語は扱えないと言ったくせにオランダ語は齧っています。実はそのあたりの音楽にも興味があるからというシンプルな理由です。スウェーリンクがいたところですからね、ドイツ音楽寄りの人間としては無視できないところです。 さらにオランダ語は英語やドイツ語と同じ西ゲルマン語群です。これは3つの言語を並べて比較学習できるのでは?という考えがありました。(なお、似ているせいで変に紛らわしいということには実際にやってみてから気付いた) 果たしてオランダ語を使う機会があるのかどうかはさておき、ポイントをまとめつつ自分が感じたことも書いてみたいと思います。 【 aa 】【 ee 】【 oo 】【 uu 】 いわゆる長母音の綴りですね。ee と oo ならば英語などでも見覚えがありますが、やはり驚いたところは aa と uu でした。それらの文字を続けて書くことがあったのかと…しかも、uu.

Satoshi Enomoto
2月18日読了時間: 4分


【雑記】「自分の力で稼いでいる」という感覚は自分には無い
「富裕層に公正な課税を」という政治主張に対して「社会主義者は他人がせっかく自分の力で稼いだ金を税として取ろうとする」という批判が為されることがあります。 なるほど、そのように見られているのか、そして現在の日本社会ではむしろそのように捉えている人が多いのか、ということは感じつつも、ここでは僕自身の感覚の話を書かせていただきたいと思います。 結論から申し上げますと、僕は自分の仕事について「自分の力で稼いでいる」という感覚は年々消滅しつつあります。いや、別に当初から「自分の力で稼いでいる」なんて考えは持っていませんでしたから、むしろこの考えに対する反感が自分の中で年々増しつつあると言った方が正確かもしれません。 まず、音楽家などという肩書きを僕は名乗っていますが、僕は富裕層や現代の擬似貴族などに召し抱えられているわけではありません。僕の仕事先の大半は音楽に興味を持つ一般音楽愛好家です。合唱をやりたい人たちのために伴奏を務めソルフェージュを教え、音楽理論を学びたい人たちのために和声を教え、音楽を聴きたい人たちのために演奏会や試演会を企画開催します。

Satoshi Enomoto
2月14日読了時間: 4分


【YouTube更新】グリーグ《Ave maris stella》オルガン独奏
Grieg《Ave maris stella》 Organ: Satoshi Enomoto グリーグの《Ave maris stella》はラテン語の無伴奏合唱作品として知られていますが、元は1893年に歌とピアノという編成で、デンマーク語の歌詞で書かれた歌曲であったようです。1898年に無伴奏合唱編曲され、歌詞もラテン語に変わりました。 今月22日の Harmonia Suavisの演奏会 では、オルガン伴奏による斉唱でお届けします。そのようなわけでして、今回アップした動画では先行してオルガン独奏版としました。 昨年末からオルガンを練習し始めまして、音作りや操作方法など、なんとなく慣れてきたところではあります。なるほど、このオルガンという楽器は原始的なシンセサイザーかもしれません。ピアニストの友人たちがハマるのにも納得がいきました。ピアノの方にも感覚を生かせればよいなと個人的には思っております。

Satoshi Enomoto
2月10日読了時間: 1分
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