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【雑記】知名度と人違い
音楽を仕事にしている都合上、正直に言えば知名度があることに越したことはないと思います。打ったコンサート企画がそもそも情報として相手に届くかどうか、ピアノの弾き手が必要になった時に自分の顔を思い浮かべてもらえるかどうかなどということに直接繋がってくるからです。...

Satoshi Enomoto
2022年6月11日読了時間: 3分


【雑記】ロシア芸術に泥を塗るロシア
6月に入りました。今月は18日にラフマニノフ + リセンコというプログラムを弾きます。 このようなプログラムを弾こうと思った理由は色々あります。これまでに「ロシアの音楽」と呼ばれる音楽に興味はあっても「ウクライナの音楽」という音楽を知らず、ほぼ此度のロシアによるウクライナ侵...

Satoshi Enomoto
2022年6月4日読了時間: 5分


【感想】sync-async:存在と存在との関係性
5/23(月)に大倉山記念館にて行われた、コントラバス奏者 太田早紀さんのコンサートシリーズ『sync-async』Chapter 2 を聴きに行ってきました。 コントラバスと琵琶、ソプラノ、フルートそれぞれのための二重奏のための作品を主とした現代音楽プログラムでした。...

Satoshi Enomoto
2022年5月28日読了時間: 3分


【雑記】作曲家の人生を追体験までしなくても
ピアノ弾きあるあるだと思うのですが、例えばショパンなんかを弾く時に「恋愛をしなければショパンの音楽は弾けない」などという余計なお世話すぎる言葉を言われたりすることがあります。 別に恋愛したってピアノの技術が上がるわけでもなければ、それでショパンの音楽語法に納得がいくというこ...

Satoshi Enomoto
2022年5月27日読了時間: 3分


【演奏後記】都心の島で《In C》
5/22(日)、お世話になっている酒井康志さん主催の《In C》の演奏に参加してきました。 今回の場所は千葉県の浦安駅から徒歩10分の都県境にある妙見島。去年は鋸山に登り、中世のカンティガ集『モンセラートの朱い本』と併せて「祈り」としての演奏を行いましたが、今年はロシアによ...

Satoshi Enomoto
2022年5月26日読了時間: 3分


【演奏会告知】ウクライナを旅したラフマニノフ:及川音楽事務所サロンコンサート
今回設定したプログラムは、どうしても政治的なものとして受け取られるかもしれません。それを悪いことであるとは思いませんし、僕自身の中で政治的な考えが全く無いわけではありません。政治は生活と切り離せないものでしょうし、また音楽も生活とは切り離せないものであると考えています。むし...

Satoshi Enomoto
2022年5月18日読了時間: 5分


【雑記】作曲活動停止中
来月6/11(土)は、作曲家・合唱指揮者である森雄太さんが企画してくださった、作曲者を呼んで界隈の歌曲・合唱曲を深掘りする『おふらぼ Vol.1』にゲストとしてお呼びいただいております。『令和』という元号が発表された際に作曲した無伴奏混声合唱曲《時に、初春の令月にして、》を...

Satoshi Enomoto
2022年5月16日読了時間: 3分


【雑記・音楽史】"保守的?"な作曲家はどれほど"革新的"な音楽をリサーチしていたか:プッチーニとラフマニノフの例
このところ、仕事でプッチーニを弾く機会がいつもと比べて多かったように感じます。《ラ・ボエーム》のミミや《トゥーランドット》のリュウなんかは以前から度々伴奏していますが、先日ようやく《つばめ》のマグダの『ドレッタの夢の歌』を弾く機会がありました。...

Satoshi Enomoto
2022年5月15日読了時間: 4分


【雑記】Zoomアップグレードしました
オンラインレッスンには主にZoomを利用しています。こちらとしては他のアプリでも構わないのですが、恐らく多くの人たちにとって導入しやすいであろうということを考えた結果でもあります。 さて、そんなZoomが今月2日から、無料版に一枠の制限時間40分までという制約が付きました。...

Satoshi Enomoto
2022年5月12日読了時間: 3分


【雑記】運指に従う程度の問題:目的ではなく手段
ピアノで「楽譜に書かれている運指(指使い)には従いましょう」という話は頻繁に言われていることであろうと思います。周りを見ていても「弾きにくいけれど、書いてある運指には従わなきゃ!」という声が時々聞かれますし、それに賛同する声も少なからずあることを認識しています。...

Satoshi Enomoto
2022年5月3日読了時間: 6分


【コンサート後記】《月に憑かれたピエロ》への初挑戦
4/20のコンサート『ドイツ音楽の夕べ』/『月に憑かれたピエロ』が終演しました。聴きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。 普段「シェーンベルクを研究している」などと宣ってはいるものの、演奏する機会がそうそう巡ってくるわけでもなく、今回のコンサートが僕にとって...

Satoshi Enomoto
2022年4月23日読了時間: 5分


【雑記】シェーンベルクとの出会い
シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》公演がもう来週に迫ってきました。ただでさえ気軽さの無い曲である上に平日夜という日時も相俟って「集客30人(キャパの2割)できればいい方だよな…」くらいに考えていましたが、予想以上には集客できています。ありがとうございます。...

Satoshi Enomoto
2022年4月15日読了時間: 7分


【雑記】コロナワクチン3回目接種
今月に《月に憑かれたピエロ》という大きな公演を控え、まだまだ感染者が減らない状況が続いている上に直接の知り合いもどんどん罹るようになってしまっているので、副反応が怖いながらも3回目のワクチン接種を受けることにしました。 それこそ感染による肺炎などからの後遺症が重く残ってしま...

Satoshi Enomoto
2022年4月9日読了時間: 3分


【名曲紹介】シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》Op.21
僕のブログで何度も登場しているシェーンベルクですが、彼の作品の中には、彼自身の経歴のみならず、西洋音楽史上でも重要な作品がいくつか存在します。既に僕が色々なところで弾いている《3つのピアノ曲》Op.11や《6つのピアノ小品》Op.19などもそれらのうちの一つではありますが、それらよりも高い知名度を持ち、どころかシェーンベルクの代名詞とも言えるような作品をまだ紹介していませんでした。 それこそが、シュプレヒシュティンメという唱法を用いる声と特殊な編成の室内楽のためのメロドラマ《月に憑かれたピエロ》です。ベルギーの象徴派詩人アルベール・ジローの50篇から成る詩集『月に憑かれたピエロ ── ベルガモのロンデル』をオットー・エーリヒ・ハルトレーベンがドイツ語訳したものの中から21篇の詩をピックアップしてテキストに用いています。ロンデルというのは詩の形式でありまして、4行・4行・5行という3節から成り、1・2行目が7・8行目で繰り返され、最後の13行目も1行目が繰り返されます。詩としてはむしろ厳格な形式を採っているわけですが、音楽は非常に自由な展開を見せ

Satoshi Enomoto
2022年4月3日読了時間: 9分


【感想】横山博ピアノリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』
2022年3月27日に行われた、ピアニスト横山博さんのリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』の感想を書かせていただきたいと思います。 今回のリサイタルはケージとフェルドマンをメインに据え、そこにグラスと坂本龍一の映画音楽を交えたオール現代プログラム。フェルドマンとケージはもう...

Satoshi Enomoto
2022年3月30日読了時間: 5分
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