top of page

検索


【演奏会告知】及川音楽事務所フレッシュガラコンサート:ウクライナのリセンコ、再び
2022年7月23日 14:30開場 14:40開演 及川音楽事務所フレッシュガラコンサート 会場 としま区民センター大ホール (最寄り駅:池袋) 入場料 2,000円 全席自由 曲目 リセンコ《不安》 リセンコ《1902年の夏のアルバム》Op.41 他 予約申込...

Satoshi Enomoto
2022年6月23日読了時間: 4分


【演奏会告知】ウクライナを旅したラフマニノフ:及川音楽事務所サロンコンサート
今回設定したプログラムは、どうしても政治的なものとして受け取られるかもしれません。それを悪いことであるとは思いませんし、僕自身の中で政治的な考えが全く無いわけではありません。政治は生活と切り離せないものでしょうし、また音楽も生活とは切り離せないものであると考えています。むし...

Satoshi Enomoto
2022年5月18日読了時間: 5分


【雑記】運指に従う程度の問題:目的ではなく手段
ピアノで「楽譜に書かれている運指(指使い)には従いましょう」という話は頻繁に言われていることであろうと思います。周りを見ていても「弾きにくいけれど、書いてある運指には従わなきゃ!」という声が時々聞かれますし、それに賛同する声も少なからずあることを認識しています。...

Satoshi Enomoto
2022年5月3日読了時間: 6分


【コンサート後記】《月に憑かれたピエロ》への初挑戦
4/20のコンサート『ドイツ音楽の夕べ』/『月に憑かれたピエロ』が終演しました。聴きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。 普段「シェーンベルクを研究している」などと宣ってはいるものの、演奏する機会がそうそう巡ってくるわけでもなく、今回のコンサートが僕にとって...

Satoshi Enomoto
2022年4月23日読了時間: 5分


【名曲紹介】シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》Op.21
僕のブログで何度も登場しているシェーンベルクですが、彼の作品の中には、彼自身の経歴のみならず、西洋音楽史上でも重要な作品がいくつか存在します。既に僕が色々なところで弾いている《3つのピアノ曲》Op.11や《6つのピアノ小品》Op.19などもそれらのうちの一つではありますが、...

Satoshi Enomoto
2022年4月3日読了時間: 9分


【感想】横山博ピアノリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』
2022年3月27日に行われた、ピアニスト横山博さんのリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』の感想を書かせていただきたいと思います。 今回のリサイタルはケージとフェルドマンをメインに据え、そこにグラスと坂本龍一の映画音楽を交えたオール現代プログラム。フェルドマンとケージはもう...

Satoshi Enomoto
2022年3月30日読了時間: 5分


【名曲紹介】シェーンベルク《3つのピアノ曲》Op.11:表現主義、ロマン派の継承と意識的作意の排除
シェーンベルク(1874-1951)は、出発点こそ後期ロマン派的作風でしたが、後に機能和声の放棄と十二音音楽の確立を成し遂げ、ユダヤ人としてのアイデンティティから音楽による政治参加にも踏み込んだ、西洋音楽史上でも重要な位置にいる作曲家です。...

Satoshi Enomoto
2022年3月2日読了時間: 7分


【演奏会告知】『ドイツ音楽の夕べ』/『月に憑かれたピエロ』:ドイツ音楽の19世紀→20世紀
2022年には個人的にも大きな位置を占める本番がいくつか予定されています。その最初のものが、1月に開催した『古典派のやさしいソナタ』でした。古典派のソナタを5曲(+アンコールの悲愴)連続で弾くともなると、これはなかなか気軽に開催できるものではないわけです。2月、3月とソロの...

Satoshi Enomoto
2022年2月25日読了時間: 5分


【演奏会告知】表現主義に踏み出すシェーンベルク:及川音楽事務所スプリングサロンコンサート
今月はファリャ→バルトークという近代民族主義音楽をお送りしました。この後は、依頼として受けている伴奏を色々こなしつつも、焦点は4月の《月に憑かれたピエロ》公演へと合わせていきます。そちらの稽古も始まるのでいよいよ忙しくなるのですが、やはり《月に憑かれたピエロ》に関しては、演...

Satoshi Enomoto
2022年2月20日読了時間: 4分


【名曲紹介】ファリャ《ベティカ幻想曲》:アンダルシア民族への賛歌
近代スペインの作曲家 ファリャ(Manuel de Falla, 1876-1946)の名前は、クラシックを聴いている人の中でも特にスペインやバレエ方面に興味を持たない限りは触れる機会もそこまで多くないかもしれません。決して無名な作曲家ではないのですが、そもそもスペインのク...

Satoshi Enomoto
2022年2月9日読了時間: 6分


【演奏会告知】バルトークの民謡編曲:及川音楽事務所ウィンターサロンコンサート
今月の本番は2つあるのですが、どちらも出演を決めたのは1月の頭のことでした。まだコロナもあまり感染拡大しておらず、それこそ先の1/22にどうにか行った『古典派のやさしいソナタ』も「まあどうにかいけるでしょ!」くらいに思っていた時期です。まさかこんなにもなろうとは…...

Satoshi Enomoto
2022年2月3日読了時間: 4分


【演奏会告知】スペイン・ポルトガルのクラシック:及川音楽事務所フレッシュガラコンサートVol.211
僕が住んでいる神奈川県にも、コンサートをやる東京都にも蔓延防止等重点措置が発令され、新規感染者も過去最多を記録していて、演奏会告知自体が躊躇われる時期になりました。 実はそんな中でも2月には13日(日)、19日(土)と、2つ本番があります。どう考えても感染拡大による集客爆死...

Satoshi Enomoto
2022年1月24日読了時間: 4分


【雑記】ピアノ弾きが陥りやすい(?)バッハ観の話
周りを見ていて、色々な音楽に対する色々な意見を目にすることは多々あります。その人にとってそのように受け止められているということ自体は決して悪いことだとは思いません…が、それによって世界への視野が狭い方へと収束していくことを勿体無いとは思います。...

Satoshi Enomoto
2021年12月23日読了時間: 3分


【雑記】精霊を解放するイメージで楽器を演奏すること:ケージとフィッシンガーの逸話から
一つ断りを入れておきますと、僕自身はスピリチュアルなものに対して本当にどうも受容性がありません。オカルトとかむしろ好きな方だったりもするのですが、それに関してもどちらかというと人間の想像力の逞しさの方に感銘を受けているのでありまして、特に内容を信じているわけではないというの...

Satoshi Enomoto
2021年11月27日読了時間: 3分


【雑記】「練習しなくても形にできる力」の明と暗
職業として音楽家をやっていくにあたって、必要な技術や能力は色々と挙げられるでしょう。体力ももちろんですし、知性や度胸、さらには社交性や運などといったものさえ決して無関係ではないと思います。「音楽の世界は(広義の)コネです」という言葉は実際かなり正直なものだと言ってよいかもし...

Satoshi Enomoto
2021年11月8日読了時間: 5分
bottom of page


