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【雑記】謝礼の渡し方:礼儀と利便性とローカルルール
伴奏やレッスンをした後には謝礼をいただいて音楽家は生活しているわけですが、その渡し方についての話題は定期的に上がるものです。大概の場合は「お金を封筒に入れて渡してこなかった」ということを槍玉に挙げる形だと感じます。 それがマナーとして認識されている面があることは承知していま...

Satoshi Enomoto
2021年2月18日読了時間: 3分


【名曲紹介】オペラ作曲家ヴェルディのピアノ曲
ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi, 1813~1901)と言えば、イタリアを代表するオペラ作曲家の一人です。オペラ自体がイタリア音楽の主産業、みたいな節もありますが、その中でも上位に食い込む人気ぶりでしょう。《ナブッコ》《仮面舞踏会》《ドン・カルロ》《ア...

Satoshi Enomoto
2021年2月16日読了時間: 4分


【雑記】『よく訊かれるクラシックピアニストあるある』というのを見たので
『よく訊かれるクラシックピアニストあるある』というQ&Aラインナップを見たので、自分の場合の答えを考えてみました。念のため、他人の答えを否定するつもりはありません。ただ、別の答えを持ち合わせているピアニストもいるという事実を知っていても損ではないでしょう。...

Satoshi Enomoto
2021年2月15日読了時間: 5分


【コンサート後記】Mixed Reality サイバーバード:在りし日の影
3日間に渡る『Cyber-bird Concerto in real & cyber spaces』の公演展示が終了しました。緊急事態宣言下であったにも関わらず、削減した定員枠の殆どが埋まってくれました。音楽に興味がある方々もさることながら、ARやVRなどの方面に興味があ...

Satoshi Enomoto
2021年2月13日読了時間: 3分


【楽典・雑記】原義を重視しすぎても…
現在用いられるクラシック音楽の演奏記号の多くがイタリア語(ドイツ語、フランス語などもある)であることは一般にも知られているでしょう。音楽辞典を引いても演奏記号としての意味は載っていますが、イタリア語辞典などで原義を調べてみるのも面白いものではあります。音楽の中で使っていた意...

Satoshi Enomoto
2021年2月12日読了時間: 3分


【公演告知】『何がすごいの? テンペスト!』:遊び語りプレ公演
普段の活動報告として度々書いていることですが、演出家の三輪えり花先生が主催するシェイクスピアのレクチャー公演シリーズ『シェイクスピア遊び語り』の第16弾『テンペスト:大嵐』の音楽を担当させていただきます。劇中歌7曲の作曲に加え、背景音楽や効果音なんかもやります。...

Satoshi Enomoto
2021年2月8日読了時間: 5分


【雑記】クラシック音楽との“溝”:日常と繋げること
忘れた頃に上がる話題に “クラシック音楽の敷居”、要するに「足を運んでもらいにくい」というものがありますが、個人的にはまず “敷居” 云々の問題ではなかろうと思っています。日本の場合は社交パーティーのようにドレスコードがあるわけでもありませんし、マナーと言っても要するには「...

Satoshi Enomoto
2021年2月5日読了時間: 3分


【音楽史】《トゥーランドット》と同時期の音楽
2/28に行う Razbliuto 2nd Concert のプログラムには、プッチーニの《トゥーランドット》の中のリュウのアリアが含まれています。告知記事はこちら。 《トゥーランドット》と言えば、プッチーニの最後の(未完の)オペラです。フィギュアスケートで使われたアリア『...

Satoshi Enomoto
2021年2月3日読了時間: 7分


【演奏会告知】Razbliuto再始動:オペラから辿る音楽特集
4年前から僕を知っている方々はご存じかと思いますが、ソプラノ歌手の川上智子さんと音楽ユニットを組んでいます。その名も Razbliuto 、「かつては愛していたが今はそうでない人に対する感傷」という意味の造語(元々ロシア語という説は誤解で、勝手に英語圏で定着したもの)だそう...

Satoshi Enomoto
2021年2月1日読了時間: 5分


【演奏会告知】複合現実演奏会:"Cyber-bird Concerto" in real & cyber spaces
11月の更新からすっかりブログをご無沙汰していました。なにせ自分のソロ企画といいシェイクスピア『テンペスト』の音楽製作といい伴奏譜読みといい、広報に割ける時間と体力が残っていなかったのです。12/20に行った自主企画コンサート・新型コロナウィルス感染対策トライアル公演『榎本...

Satoshi Enomoto
2021年1月31日読了時間: 5分


【雑記】ソルフェージュや楽典を勉強すること
僕のブログを読んでくださっている人たちは元々音楽に興味を持っていたり、あるいは取り組んでいたりする層が多いでしょうし、『ソルフェージュ』や『楽典』という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。 ソルフェージュとは、歌うことや音楽を聴いて楽譜に書き取ったりすることを通して音楽...

Satoshi Enomoto
2020年11月27日読了時間: 4分


【演奏会告知】コロナ禍トライアル公演:榎本智史ソロ“リハーサル”
2月に演奏したのが、コロナ禍による自粛突入前の僕の最後のソロ本番でした。以降、利用するはずだった会場の閉鎖によって自主企画は悉く延期になり、また出演するはずだったコンサートも中止になり、ついでに合唱祭やコンクールも無くなったのでその伴奏の仕事も消え、残るは非公開の場での伴奏...

Satoshi Enomoto
2020年11月23日読了時間: 4分


【雑記】(榎本的)楽譜の製本法
楽譜の製本という話題が度々出てきます。それこそ伴奏を頼まれるピアニストが「伴奏譜をただコピーしたまま渡された!」と言って苦言を呈したり晒したりという形で。 伴奏譜とは言え楽譜のコピーを譲渡するのはどうなん…?という考えは今はさておきますが、そのような場合だけでなく私的利用の...

Satoshi Enomoto
2020年10月25日読了時間: 4分


【感想】《隅田川》と《カーリュー・リヴァー》:残された者が祈ること
10月18日、横須賀芸術劇場にて、観世元雅の能《隅田川》とブリテンのオペラ《カーリュー・リヴァー》を連続上演するという尖ったプログラムを聴きました。 元々は東京オリンピックに合わせて「東西の交流と融合」をテーマに企画したプログラムだったようです。20世紀イギリスの作曲家であ...

Satoshi Enomoto
2020年10月18日読了時間: 3分


【雑記】和声の勉強を活かすこと
和声法、あるいは和声学とは、ざっくり言ってしまえば、どのように和音を構成するか、そして和音がどのように継続的に連結されていくか、ということに関する研究です。名前からすると、音楽の垂直的な側面についてのみ勉強するかのように思われますが、和音を形成する各声部がどのように繋がって...

Satoshi Enomoto
2020年10月12日読了時間: 5分
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