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【雑記】コロナが直撃するようになった舞台と、費用問題
これまでにも、新型コロナの感染拡大の影響を受けて、公演や本番が中止や延期になってしまうようなことは時々ありました。それは出演者が感染してしまって本番までに治らないとか、または後遺症が治らないとか、あるいは本番までの稽古計画が大幅に狂ってしまったとか、様々な原因がありました。...

Satoshi Enomoto
2022年8月6日読了時間: 4分


【雑記・音楽史】コダーイラボ西洋音楽史2021-2022、完結。
7/28の講座をもちまして、コダーイラボ2021-2022年度西洋音楽史講座(全11回)が完結しました。あらためまして、受講生の皆様、主催の山口雄人さん、ありがとうございました。 1年前の募集記事にも書きましたが、この講座の講師を打診された当初は、引き受けるかどうかをかなり...

Satoshi Enomoto
2022年8月5日読了時間: 5分


【雑記】初学者になりすましてレッスンを受ける動画という不届きなエンタメ
これまたYouTubeなどの動画文化全盛の現代だからこそ起こる事象(もしくは事件)ではあるのでしょう。タイトルのように、ピアノ奏者である仕掛人が初心者のふりをしてレッスンを受け、突然難曲を演奏して指導者を驚かせる…という演出の動画が、たまに忘れた頃に投稿されてきます。...

Satoshi Enomoto
2022年7月30日読了時間: 5分


【演奏会告知】及川音楽事務所フレッシュガラコンサート:ブラームス《ホルン三重奏曲》抜粋
新型コロナウイルスの感染拡大がとうとう第7波に突入しまして、僕の周囲でも次々と感染者が増えています。殆ど全ての人がきちんと有症状という有様でして、素人ながらにもなんだかフェーズが変わってきてしまっているような感覚があります。演奏家の友人が発症したために急遽代打を務めたり、演...

Satoshi Enomoto
2022年7月28日読了時間: 2分


【雑記】演奏家の手癖の反映
ここのところは講座やレッスンの資料作成に加えて、譜面も書くというデスクワークの山に追われています。コダーイラボは今月が最終回ですから、これがそろそろ一段落するでしょうか。そうは言っても、今年中はすっかり予定が埋まったと認識してよいくらいの日々になっております。...

Satoshi Enomoto
2022年7月17日読了時間: 3分


【感想】加藤綾子×河上薫『真っ白い部屋』:民謡を捉え直す林光
7/1(金)、渋谷の総合文化センター大練習室にて催されたコンサート『真っ白い部屋』を聴いてきました。出演者はヴァイオリニストの加藤綾子さんとピアニストの河上薫さんです。 内容はヴァイオリンとピアノのための邦人作品集でした。メインには林光を据えつつ、本居長世と武満徹、そしてそ...

Satoshi Enomoto
2022年7月4日読了時間: 5分


【音楽理論】複調のトリック:並存する複数の均を階名で捉える
複数の調を重ねて斬新な音響を生み出す「複調」という作曲技法があります。世間一般に知られる曲の殆どは、その時々に機能している調は一つであると思われます。途中で転調することによって一つの曲中に複数の調が経時的に含まれることは珍しくありませんが、「複調」と「転調」は別の概念であり...

Satoshi Enomoto
2022年6月30日読了時間: 6分


【雑記】30歳になりました
とうとう30歳になりました。前々から外見年齢は「30代半ばくらい?」などと言われることも割と頻繁にありますから、むしろだんだんと実年齢が追いついてきたといったところかもしれません。 1年前も同じようなことを書いた気がしますが「昔思ってた30歳と違う!」というのが正直な感覚で...

Satoshi Enomoto
2022年6月29日読了時間: 2分


【演奏会告知】及川音楽事務所フレッシュガラコンサート:ウクライナのリセンコ、再び
2022年7月23日 14:30開場 14:40開演 及川音楽事務所フレッシュガラコンサート 会場 としま区民センター大ホール (最寄り駅:池袋) 入場料 2,000円 全席自由 曲目 リセンコ《不安》 リセンコ《1902年の夏のアルバム》Op.41 他 予約申込...

Satoshi Enomoto
2022年6月23日読了時間: 4分


【後記】おふらぼVol.1:作曲者を囲んで歌曲・合唱曲を歌う
作曲家・合唱指揮者である森雄太さんが主催した、作曲者をゲストに呼んでお話を聞きながらその歌曲・合唱曲を歌ってみようという企画『おふらぼ』Vol.1が、先の6/11(土)に開催されました。 僕も作曲家ゲストの一人として呼んでいただきまして、『令和』の元号が発表された時に書いた...

Satoshi Enomoto
2022年6月14日読了時間: 5分


【雑記】知名度と人違い
音楽を仕事にしている都合上、正直に言えば知名度があることに越したことはないと思います。打ったコンサート企画がそもそも情報として相手に届くかどうか、ピアノの弾き手が必要になった時に自分の顔を思い浮かべてもらえるかどうかなどということに直接繋がってくるからです。...

Satoshi Enomoto
2022年6月11日読了時間: 3分


【雑記】ロシア芸術に泥を塗るロシア
6月に入りました。今月は18日にラフマニノフ + リセンコというプログラムを弾きます。 このようなプログラムを弾こうと思った理由は色々あります。これまでに「ロシアの音楽」と呼ばれる音楽に興味はあっても「ウクライナの音楽」という音楽を知らず、ほぼ此度のロシアによるウクライナ侵...

Satoshi Enomoto
2022年6月4日読了時間: 5分


【感想】sync-async:存在と存在との関係性
5/23(月)に大倉山記念館にて行われた、コントラバス奏者 太田早紀さんのコンサートシリーズ『sync-async』Chapter 2 を聴きに行ってきました。 コントラバスと琵琶、ソプラノ、フルートそれぞれのための二重奏のための作品を主とした現代音楽プログラムでした。...

Satoshi Enomoto
2022年5月28日読了時間: 3分


【雑記】作曲家の人生を追体験までしなくても
ピアノ弾きあるあるだと思うのですが、例えばショパンなんかを弾く時に「恋愛をしなければショパンの音楽は弾けない」などという余計なお世話すぎる言葉を言われたりすることがあります。 別に恋愛したってピアノの技術が上がるわけでもなければ、それでショパンの音楽語法に納得がいくというこ...

Satoshi Enomoto
2022年5月27日読了時間: 3分


【演奏後記】都心の島で《In C》
5/22(日)、お世話になっている酒井康志さん主催の《In C》の演奏に参加してきました。 今回の場所は千葉県の浦安駅から徒歩10分の都県境にある妙見島。去年は鋸山に登り、中世のカンティガ集『モンセラートの朱い本』と併せて「祈り」としての演奏を行いましたが、今年はロシアによ...

Satoshi Enomoto
2022年5月26日読了時間: 3分
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