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  • 執筆者の写真Satoshi Enomoto

【演奏会告知】及川音楽事務所フレッシュガラコンサート:ブラームス《ホルン三重奏曲》抜粋


 新型コロナウイルスの感染拡大がとうとう第7波に突入しまして、僕の周囲でも次々と感染者が増えています。殆ど全ての人がきちんと有症状という有様でして、素人ながらにもなんだかフェーズが変わってきてしまっているような感覚があります。演奏家の友人が発症したために急遽代打を務めたり、演奏会に来るはずだったお客さんが当日前にコロナを拾ってしまったりといった事例も出てきており、どのみち仕事には混乱を来しそうです。


 さて、8月の本番では榎本は重い室内楽を弾きます。





 事務所のホルン奏者 神山亜季さんと、助演のヴァイオリン奏者 尾崎杏奈さんの力を借りまして、ブラームスの大作《ホルン三重奏曲》を抜粋にて演奏します。


 このメンバー、実は昨年中に単独コンサートも計画していたのですが、コロナウイルスの感染拡大を受けて無期限延期となっています。まだ幸いにも誰も感染は確認されていないのですが、僕以外のお二人はお子さんも抱えていらっしゃるので、どうしても感染拡大が起きた時には学校などの影響も受けることになってしまうため、コンサート計画には遅れを取ってしまっているのが現状です。


 とりあえず今回は抜粋だけでも少し表に出しておこうという試みの出演となります。恐らく全体通しの演奏は来年に持ち越しになるでしょう。


 また、ブラームスとは別にクロマティックハーモニカの伴奏も担当します。バッハの《管弦楽組曲第2番》からポロネーズとバディヌリ、ドビュッシーの《夢》《亜麻色の髪の乙女》《月の光》《ゴリウォーグのケークウォーク》といった具合の有名曲セレクションです。こちらもよろしくお願いします。


 なお、この日はウクライナの作曲家コセンコの作品も演奏されます。僕が6月、7月と弾いたリセンコよりもずっと歳下でしたが、ウクライナ音楽を指向した点では同じ立場の作曲家です。こちらもお楽しみに。


 

 最近はブログ更新が滞ってしまって申し訳ないところです。仕事や身内の介護が忙しいのが現状でして、話題自体はいくつかストックがありますので、また色々と音楽への興味を喚起できるような記事を書きたいと思います。気長にお待ちください。

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