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【音楽史】《トゥーランドット》と同時期の音楽
2/28に行う Razbliuto 2nd Concert のプログラムには、プッチーニの《トゥーランドット》の中のリュウのアリアが含まれています。告知記事はこちら。 《トゥーランドット》と言えば、プッチーニの最後の(未完の)オペラです。フィギュアスケートで使われたアリア『...

Satoshi Enomoto
2021年2月3日読了時間: 7分


【演奏会告知】Razbliuto再始動:オペラから辿る音楽特集
4年前から僕を知っている方々はご存じかと思いますが、ソプラノ歌手の川上智子さんと音楽ユニットを組んでいます。その名も Razbliuto 、「かつては愛していたが今はそうでない人に対する感傷」という意味の造語(元々ロシア語という説は誤解で、勝手に英語圏で定着したもの)だそう...

Satoshi Enomoto
2021年2月1日読了時間: 5分


【演奏会告知】複合現実演奏会:"Cyber-bird Concerto" in real & cyber spaces
11月の更新からすっかりブログをご無沙汰していました。なにせ自分のソロ企画といいシェイクスピア『テンペスト』の音楽製作といい伴奏譜読みといい、広報に割ける時間と体力が残っていなかったのです。12/20に行った自主企画コンサート・新型コロナウィルス感染対策トライアル公演『榎本...

Satoshi Enomoto
2021年1月31日読了時間: 5分


【雑記】ソルフェージュや楽典を勉強すること
僕のブログを読んでくださっている人たちは元々音楽に興味を持っていたり、あるいは取り組んでいたりする層が多いでしょうし、『ソルフェージュ』や『楽典』という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。 ソルフェージュとは、歌うことや音楽を聴いて楽譜に書き取ったりすることを通して音楽...

Satoshi Enomoto
2020年11月27日読了時間: 4分


【演奏会告知】コロナ禍トライアル公演:榎本智史ソロ“リハーサル”
2月に演奏したのが、コロナ禍による自粛突入前の僕の最後のソロ本番でした。以降、利用するはずだった会場の閉鎖によって自主企画は悉く延期になり、また出演するはずだったコンサートも中止になり、ついでに合唱祭やコンクールも無くなったのでその伴奏の仕事も消え、残るは非公開の場での伴奏...

Satoshi Enomoto
2020年11月23日読了時間: 4分


【雑記】(榎本的)楽譜の製本法
楽譜の製本という話題が度々出てきます。それこそ伴奏を頼まれるピアニストが「伴奏譜をただコピーしたまま渡された!」と言って苦言を呈したり晒したりという形で。 伴奏譜とは言え楽譜のコピーを譲渡するのはどうなん…?という考えは今はさておきますが、そのような場合だけでなく私的利用の...

Satoshi Enomoto
2020年10月25日読了時間: 4分


【感想】《隅田川》と《カーリュー・リヴァー》:残された者が祈ること
10月18日、横須賀芸術劇場にて、観世元雅の能《隅田川》とブリテンのオペラ《カーリュー・リヴァー》を連続上演するという尖ったプログラムを聴きました。 元々は東京オリンピックに合わせて「東西の交流と融合」をテーマに企画したプログラムだったようです。20世紀イギリスの作曲家であ...

Satoshi Enomoto
2020年10月18日読了時間: 3分


【雑記】和声の勉強を活かすこと
和声法、あるいは和声学とは、ざっくり言ってしまえば、どのように和音を構成するか、そして和音がどのように継続的に連結されていくか、ということに関する研究です。名前からすると、音楽の垂直的な側面についてのみ勉強するかのように思われますが、和音を形成する各声部がどのように繋がって...

Satoshi Enomoto
2020年10月12日読了時間: 5分


【感想】Lutherヒロシ市村還暦記念リサイタル:SNS歌曲集と、現代人のリアル
2020年10月4日、Lutherヒロシ市村先生の還暦記念リサイタルを聴いてきました。コロナ自粛後、他の演奏家のコンサートへ足を運ぶのはこれが初めてです。 Luther先生とはTwitterで知り合いました。Luther先生がご自身の考えを色々と発信しては反対意見にも応えて...

Satoshi Enomoto
2020年10月5日読了時間: 7分


【雑記】ピアノ学習教材を選ぶこと
ピアノという楽器の教材は古今東西に様々なものが存在します。ピアノの学習者たちはその中からいくつかを選んで取り組み、演奏技術を向上させていきます。そして実は決まりきった必修コースがあるわけではなく、ピアニストたちに「どんな教材を通ってきたか」を聞いてみると、意外にも多少の差が...

Satoshi Enomoto
2020年10月1日読了時間: 5分


【雑記】音楽と感情
「ここの音楽はどんな感情?」などという問いを投げかける人を見かける機会は決して少なくはないでしょう。それならばまだしも、「感情を込めて!」というナイーヴで抽象的すぎる指示を指導者が出し、生徒もわかりましたと言わんばかりに大袈裟なわざとらしいアクションで演奏をしようとする構図...

Satoshi Enomoto
2020年9月22日読了時間: 7分


【宣伝と質問】YouTubeや音取り支援など
ブログがすっかり週1ペースになってきました。更新に飽きたとかではなく、他のことをやっていたら優先順位が下がってしまっているだけです。他の音楽家たちのブログとは違って僕はこれを収入源にしていませんし(単に自分のホームページに広告のスペースを作るのが嫌という割としょうもない理由...

Satoshi Enomoto
2020年9月19日読了時間: 4分


【楽曲分析】曲の始まり方/終わり方
音楽は時間の上に成立する芸術です。Xという音の次にYという音が聴こえてくるか、Yという音の次にXという音が聴こえてくるかというだけでも、音楽は異なったものになります。音楽が文脈や論理に喩えられる点はここにあります。 作曲家たちが音楽を作る際に、どのように音楽を始め、どのよう...

Satoshi Enomoto
2020年9月7日読了時間: 7分


【名曲紹介】瀧廉太郎の2つのピアノ曲
瀧廉太郎(1879~1903)の名前は、特に音楽を趣味としているわけでない人でさえも聞いたことがあるでしょう。というか、中学校の音楽で《荒城の月》か《花》のどちらかを歌ったであろう人が殆どであると思いますし、または《箱根八里》を聴く機会もあったかもしれません。ただ、実際に一...

Satoshi Enomoto
2020年8月27日読了時間: 4分


【名曲紹介】チェルニー《ピアノソナタ第1番》:エチュードだけじゃない、ベートーヴェンの後継者
「チェルニー」の名を聞けば、ピアノを習った経験のある方々は揃ってあの苦行のようなエチュードを思い起こすでしょう。 30番練習曲集(30曲から成る《技巧練習曲》Op.849)から始めて、それが終わったら40番練習曲(40曲から成る《速度教本》Op.299)、そしてそれが終わっ...

Satoshi Enomoto
2020年8月14日読了時間: 7分
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