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【感想】sync-async:存在と存在との関係性
5/23(月)に大倉山記念館にて行われた、コントラバス奏者 太田早紀さんのコンサートシリーズ『sync-async』Chapter 2 を聴きに行ってきました。 コントラバスと琵琶、ソプラノ、フルートそれぞれのための二重奏のための作品を主とした現代音楽プログラムでした。...

Satoshi Enomoto
2022年5月28日読了時間: 3分


【雑記】作曲家の人生を追体験までしなくても
ピアノ弾きあるあるだと思うのですが、例えばショパンなんかを弾く時に「恋愛をしなければショパンの音楽は弾けない」などという余計なお世話すぎる言葉を言われたりすることがあります。 別に恋愛したってピアノの技術が上がるわけでもなければ、それでショパンの音楽語法に納得がいくというこ...

Satoshi Enomoto
2022年5月27日読了時間: 3分


【演奏後記】都心の島で《In C》
5/22(日)、お世話になっている酒井康志さん主催の《In C》の演奏に参加してきました。 今回の場所は千葉県の浦安駅から徒歩10分の都県境にある妙見島。去年は鋸山に登り、中世のカンティガ集『モンセラートの朱い本』と併せて「祈り」としての演奏を行いましたが、今年はロシアによ...

Satoshi Enomoto
2022年5月26日読了時間: 3分


【演奏会告知】ウクライナを旅したラフマニノフ:及川音楽事務所サロンコンサート
今回設定したプログラムは、どうしても政治的なものとして受け取られるかもしれません。それを悪いことであるとは思いませんし、僕自身の中で政治的な考えが全く無いわけではありません。政治は生活と切り離せないものでしょうし、また音楽も生活とは切り離せないものであると考えています。むし...

Satoshi Enomoto
2022年5月18日読了時間: 5分


【雑記・音楽史】"保守的?"な作曲家はどれほど"革新的"な音楽をリサーチしていたか:プッチーニとラフマニノフの例
このところ、仕事でプッチーニを弾く機会がいつもと比べて多かったように感じます。《ラ・ボエーム》のミミや《トゥーランドット》のリュウなんかは以前から度々伴奏していますが、先日ようやく《つばめ》のマグダの『ドレッタの夢の歌』を弾く機会がありました。...

Satoshi Enomoto
2022年5月15日読了時間: 4分


【雑記】運指に従う程度の問題:目的ではなく手段
ピアノで「楽譜に書かれている運指(指使い)には従いましょう」という話は頻繁に言われていることであろうと思います。周りを見ていても「弾きにくいけれど、書いてある運指には従わなきゃ!」という声が時々聞かれますし、それに賛同する声も少なからずあることを認識しています。...

Satoshi Enomoto
2022年5月3日読了時間: 6分


【コンサート後記】《月に憑かれたピエロ》への初挑戦
4/20のコンサート『ドイツ音楽の夕べ』/『月に憑かれたピエロ』が終演しました。聴きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。 普段「シェーンベルクを研究している」などと宣ってはいるものの、演奏する機会がそうそう巡ってくるわけでもなく、今回のコンサートが僕にとって...

Satoshi Enomoto
2022年4月23日読了時間: 5分


【雑記】シェーンベルクとの出会い
シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》公演がもう来週に迫ってきました。ただでさえ気軽さの無い曲である上に平日夜という日時も相俟って「集客30人(キャパの2割)できればいい方だよな…」くらいに考えていましたが、予想以上には集客できています。ありがとうございます。...

Satoshi Enomoto
2022年4月15日読了時間: 7分


【名曲紹介】シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》Op.21
僕のブログで何度も登場しているシェーンベルクですが、彼の作品の中には、彼自身の経歴のみならず、西洋音楽史上でも重要な作品がいくつか存在します。既に僕が色々なところで弾いている《3つのピアノ曲》Op.11や《6つのピアノ小品》Op.19などもそれらのうちの一つではありますが、...

Satoshi Enomoto
2022年4月3日読了時間: 9分


【感想】横山博ピアノリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』
2022年3月27日に行われた、ピアニスト横山博さんのリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』の感想を書かせていただきたいと思います。 今回のリサイタルはケージとフェルドマンをメインに据え、そこにグラスと坂本龍一の映画音楽を交えたオール現代プログラム。フェルドマンとケージはもう...

Satoshi Enomoto
2022年3月30日読了時間: 5分


【音楽理論】メロドラマとシュプレヒシュティンメ:"語り"の表現力
来月、4月20日に僕が演奏に参加するシェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》は、シュプレヒシュティンメと呼ばれる歌と朗読の中間の唱法と室内楽(フルート/ピッコロ、クラリネット/バス・クラリネット、ヴァイオリン/ヴィオラ、チェロ、ピアノ)という編成による作品です。室内楽伴奏の連...

Satoshi Enomoto
2022年3月27日読了時間: 5分


【雑記】"書いた曲を交換して演奏しあう発表会"から学べるもの
「演奏家はぜひとも作曲に挑戦してみよう! 作曲をする人たちの視点がわかるかもしれないよ!」という話を度々忘れた頃に引っ張り出してきて言っています。 クラシックなどは専ら楽譜に表面上書いてあることをとにかく再現しようとして、"何故そのように楽譜に書かれているのか"、"どのよう...

Satoshi Enomoto
2022年3月24日読了時間: 5分


【感想】水谷晨 個展・東日本大震災追悼コンサート
僕自身には評論を書けるほどの能は無いので、単に感想レベルのことを書いていきたいと思います。ただ、今回はスタッフとしても関わっておりまして、その視点から見えたこともあると思っています。 実は、僕は最初の企画段階から関わっていたわけではありません。企画が既に立ち上がった状態で遅...

Satoshi Enomoto
2022年3月19日読了時間: 5分


【ソルフェージュ】階名は移動しない:「移動ド」と「階名」という捉え方の差異
いきなりトチ狂ったかのようなタイトルで始めました。「イタリア音名を使うこと」自体を「階名を使うこと」であると考える認識については、楽典を曲解しているとわかる人も多いでしょう。しかし、「移動ド」と「階名」が異なるなどと言われたら、いやさすがにそれらは同じものではないか?と思わ...

Satoshi Enomoto
2022年3月6日読了時間: 4分


【名曲紹介】シェーンベルク《3つのピアノ曲》Op.11:表現主義、ロマン派の継承と意識的作意の排除
シェーンベルク(1874-1951)は、出発点こそ後期ロマン派的作風でしたが、後に機能和声の放棄と十二音音楽の確立を成し遂げ、ユダヤ人としてのアイデンティティから音楽による政治参加にも踏み込んだ、西洋音楽史上でも重要な位置にいる作曲家です。 音楽的に多くのことを試みた作曲家ではありますが、その作品数は活動期間に比して意外に多くありません。最後の作品である《現代詩篇》が「Op.50c」という作品番号を持っています。ピアノが関わる曲に関しても、他の作曲家たちに比べると少ない方でしょう(…とは言っても、新ウィーン楽派として優秀な門下生であったベルクやヴェーベルンの方がもっと少ない)。 シェーンベルクのピアノ1台で演奏される曲の中でも、断片などを除いて一応は演奏会のプログラムとして入れられるであろう作品を列挙してみます。 《3つのピアノ曲(1894)》 《4手のための6つのピアノ小品》 《3つのピアノ曲》Op.11 《6つのピアノ小品》Op.19 《5つのピアノ曲》Op.23 《ピアノのための組曲》Op.25 《ピアノ曲》Op.33a 《ピアノ曲》O

Satoshi Enomoto
2022年3月2日読了時間: 7分
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