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【音楽理論】グラフと基準点:五線譜と音部記号
音楽に興味を持ち始めた人から聞く要望に、「楽譜(五線譜)を読めるようになりたい!」というものがあります。これに対して僕なり行っている簡易な説明が「五線譜はグラフである」というものです。 まずそもそも、線を並べて音高を表記するという発想はどこから来たのでしょうか。...

Satoshi Enomoto
2020年4月26日読了時間: 4分


【音楽理論】階名と音名、そして調号が付くこと
階名とは、全音または半音という距離=音程をもって音が並ぶことによって作られる音階における、それら構成音の音階組織内の立ち位置を呼んだ名前のことです。したがって1種類の音高が存在しただけでは階名も存在せず、2種類以上の音高が存在して初めて階名は定められます…という話は過去記事...

Satoshi Enomoto
2020年4月25日読了時間: 4分


【レポート】Zoomで音楽学系レッスンやってみた
ご存じのように、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、音楽家たちは演奏会や伴奏や対面レッスンといった従来の稼ぎ方を限りなく封じ込まれてしましました。僕は実家暮らしですから今までに非常勤講師業で稼いだ貯金を切り崩しながらどうにか耐えることもできますが、生活費をどうにかして...

Satoshi Enomoto
2020年4月13日読了時間: 4分


【雑記】音楽の冬眠期
全日本合唱連盟からメッセージが出されました。 現に、合唱団は新型コロナウィルス感染のクラスターになり得るリスクが最も高いものの一つと言っても過言ではないでしょう。それこそ音漏れを防ぐべく密閉された空間で、大人数が一斉に声を出すわけですから、こんなに条件が整ってしまうものも他...

Satoshi Enomoto
2020年4月11日読了時間: 4分


【ソルフェージュ・雑記】階名感覚に気付いた話
僕がピアノを始めたのは5歳の時です。「3歳から始めました!」みたいな人がいるこの業界では一番早い部類というわけではないですが、まあ早期教育と言えば早期教育でしょう。 今現在でこそ「階名を導入しようぜ!」などと主張していますが、僕は確かにピアノを習い始めた当初はいわゆる固定ド...

Satoshi Enomoto
2020年4月8日読了時間: 4分


【音楽理論】強弱記号が表すもの
強弱記号。皆様におかれましては、こいつらを義務教育中にお目にかかったはずです。 義務教育の音楽の授業の中でこれらを覚えた、あるいは覚えることを強いられたことでしょう。 最もざっくりとした一般認識は以下のようなものだと思います。...

Satoshi Enomoto
2020年4月5日読了時間: 7分


【告知】オンラインレッスン始めます!(ただし座学中心に)
ご覧の通り、演奏会は次々に自粛となっています。それこそ当初予想されていた段階から全く自粛は止まる勢いを見せていないどころか、どうにか対策をして決行を試みようものならば槍玉に挙げられる空気まで生まれつつあります。芸術に対する大衆の価値観が残酷にも露わになり、それに心を痛める芸...

Satoshi Enomoto
2020年4月2日読了時間: 5分


【音楽理論・音楽史】トーン・クラスターはどこから来たのか?
ポーランド前衛音楽の旗手として活躍し、後にロマン派へと回帰した、現代音楽界では長老格であった作曲家・指揮者のペンデレツキ(Krzysztof Penderecki, 1933~2020)が亡くなりました。 僕がペンデレツキを知ったのは中学生の時です。と言っても、実際の音楽で...

Satoshi Enomoto
2020年3月30日読了時間: 5分


【ソルフェージュ】階名唱を導入してみた
大学時代に仲間と一緒に合唱団を立ち上げた話を以前書きました。2011年…それこそ3.11の翌月から企画を始めたので、設立9年目にもなります。 そんな合唱団DIO ( https://choirdio.wixsite.com/choirdioofficial )...

Satoshi Enomoto
2020年3月27日読了時間: 7分


【雑記】音大は実技をやるだけのところではない
大学院を修了する年の1月末の話ですが、作曲家の葛西竜之介さんと一緒に亀田誠治さんのラジオに出演したことがあります。『音大ってどんなところ?』というテーマでの鼎談でした。 亀田さんが音大出身ではないながら音大事情を知っていたのにも驚きましたが、それはさておき、僕も葛西さんも「...

Satoshi Enomoto
2020年3月26日読了時間: 4分


【自主企画】『クラシック温故創新』…歴史を紡ぐこと【2020.6.27】
お待たせしました。情報解禁です。 Állati kettös (野中拓人×榎本智史) presents 『クラシック温故創新』 2020年6月27日(土) 17:30開場 18:00開演 @武蔵小杉サロンホール 一般 3,000円 学生以下 2,000円 プログラム...

Satoshi Enomoto
2020年3月22日読了時間: 5分


【振替公演】『和声:変革の時代』…覆る近代音楽史【2020.5.9】
【振替公演】 上路実早生レクチャーコンサートvol.2 『和声:変革の時代』 2020年5月9日(土) 17:30開場 18:00開演 @武蔵小杉サロンホール 一般 3,000円 学生以下2,000円 プログラム シェーンベルク:3つのピアノ曲 Op.11...

Satoshi Enomoto
2020年3月21日読了時間: 4分


【出演】及川音楽事務所 スプリングサロンコンサート【2020.4.18】
及川音楽事務所スプリングサロンコンサート 2020年4月18日(土) 13:50開場 14:00開演 @松濤サロン(渋谷駅より徒歩10分) 全席自由 2,000円 予約申込:virtuoso3104@gmail.com または当HPのContactフォームより プログラム...

Satoshi Enomoto
2020年3月20日読了時間: 3分


【雑記】“レクチャー・コンサート” というエンパワーメント
“コンサート” と言えば、音楽家たちが何やら演奏してくれるのだろうというイメージを持てることでしょう。プログラムが配布され、休憩を挟んでだいたい1時間半~2時間くらい、演奏を聴くことになります。ポップスだとMCは付き物ですが、クラシックとなるとその割合は半々といったところで...

Satoshi Enomoto
2020年3月19日読了時間: 4分


【雑記】“音取り” と木こりのジレンマ
楽譜から音楽を読み取って演奏すること。それはソルフェージュの能力であるわけですが、特に歌に見られるのが “音取り” という段取りであります。 「おや? “譜読み” とはまた違うのかい?」と思う人もいることでしょう。本来は恐らく言葉が違うだけなのですよ。楽譜から読み取った情報...

Satoshi Enomoto
2020年3月7日読了時間: 5分
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