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【演奏会告知】クラシックとお菓子とバレンタインコンサート Vol.3「汝隣人とかも愛せよ」【2024.2.12】
コンサートの順序が前後しますが、来年の2月に友人が企画したバレンタインコンサートに出演することになりましたので、告知記事を書きます。 クラシックとお菓子とバレンタインコンサートVol.3 汝隣人とかも愛せよ 2024年2月12日(月祝) 2回公演(内容同じ) ①...

Satoshi Enomoto
2023年10月22日読了時間: 3分


【出演情報】副次的文化系歌曲祭2023に初参加します
サブカル系の音楽を集めた合唱祭『副次的文化系合唱祭』に着想を得て開始された『副次的文化系歌曲祭』は、サブカル系の楽曲やオリジナル曲、さらには副次的解釈でのクラシック楽曲などを独唱(マイク無し)で歌うイベントです。 去年第1回が開催されましたが、今年の第2回に僕も参加すること...

Satoshi Enomoto
2023年10月21日読了時間: 3分


【雑記・分析メモ】山田耕筰《曼珠沙華》の跛行リズムにはテヌートが付いている
依頼されて山田耕筰の《曼珠沙華》(読みは「ひがんばな」)の伴奏をすることになっています。山田耕筰の歌曲の中では有名な曲の一つですから、もちろん曲の存在は知っていますし、大学1年生の時にアンサンブルの授業で譜読みだけした記憶があります。...

Satoshi Enomoto
2023年10月20日読了時間: 2分


【楽譜販売】カイザー『クロイソス』より《愛の神よ、あなたは何をなさるおつもり?》ピアノ伴奏編曲
BOOTHに新しい楽譜を追加致しました! 榎本智史 BOOTH カイザー『クロイソス』より《愛の神よ、あなたは何をなさるおつもり?》 ドイツの作曲家ラインハルト・カイザー(Reinhard Keiser, 1674-1739)の最高傑作と言われるオペラ『クロイソス』から、ヒ...

Satoshi Enomoto
2023年10月9日読了時間: 4分


【楽譜販売】ジョルダーニ《Caro mio ben》1785年の出版譜に基づくピアノ伴奏編曲版
声楽を学んだことがある人のみならず、高校で音楽を選択した人さえも歌ったことがあるであろう《Caro mio ben》の知名度は言わずもがなでしょう。 曲自体は広く知られていますが、それに付随する情報や曲の内容には多くの揺れがあります。そもそも広く知られている《Caro...

Satoshi Enomoto
2023年10月4日読了時間: 4分


【名曲紹介】ヴォルフ《ミケランジェロの詩による3つの歌曲》:闘う評論作曲家が最期に辿り着いた「温かい安らぎ」
フーゴ・ヴォルフ(Hugo Wolf, 1860-1903)の名前はクラシック・ファンの間ですら重要視されているわけではないでしょう。彼の重要な作品の殆どは専ら歌曲であり、他の編成の音楽作品はほぼ省みられないのが現状です。ドイツ・リートに取り組む歌手たちにとっては絶対に無視...

Satoshi Enomoto
2023年5月25日読了時間: 8分


【演奏会告知】赤木恭平 & 榎本智史 『深淵なる重低音の世界』【2023年6月17日】
4月はバロック時代のオペラを多数お届けしましたが、次は6月に19世紀ロマン派の情念渦巻く歌曲、オペラ、ピアノ曲をお届けします。 2023年6月17日(土) 14:00開場 14:30開演 赤木恭平 & 榎本智史 『深淵なる重低音の世界』 会場 ソフィアザール・サロン...

Satoshi Enomoto
2023年4月12日読了時間: 4分


【コンサート後記】『バロック=ドラマティック』:人間の歪みを肯定する音楽
KI企画公演『バロック=ドラマティック』は終演致しました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。 決して僕や出演メンバーはバロック音楽を専門分野にしている音楽家たちであるというわけではありませんでした。普段も演奏しているのは古典派以降でしょう。公演としても、特...

Satoshi Enomoto
2023年4月11日読了時間: 3分


【分析メモ】半音階の表現力
半音ずつ上行する/下行するという半音階進行は、西洋音楽史上の音楽表現において強烈な効果を何度も発揮してきました。一般にクラシックの聴衆が半音階を耳にする機会は、半音階が特に多用されるようになった19世紀ロマン派の音楽においてのものが多いでしょう。その時代にまで来ると半音階は...

Satoshi Enomoto
2023年3月29日読了時間: 7分


【分析メモ】バロック時代の不協和音程の表現力:調和を超えて人間の表現へ
モンテヴェルディ(1567-1643)は生没年を見てもわかる通り、ルネサンス時代とバロック時代に跨がる位置にいる作曲家です。ルネサンス時代後期におけるマドリガルと、バロック時代初期におけるオペラを両方とも創作しました。 元々仕えていたマントヴァから暇を出されてしまったモンテ...

Satoshi Enomoto
2023年3月17日読了時間: 8分


【分析メモ】ラッパを使わずにラッパが鳴る音楽【カリッシミ、ヘンデル】
管弦楽法は習わなかった上に詳しくないという有様でこのタイプの話題を書くことは気が引けるのですが、意識してみると面白い観点ではあると思うので書きたいと思います。 基音に対してその整数倍の周波数をもつ音のことを倍音と言います。その倍音の周波数が基音の周波数のn倍になる時、その倍...

Satoshi Enomoto
2023年3月16日読了時間: 5分


【分析メモ】言葉を反復することによる強調表現【カリッシミ、ヘンデル】
「大事なことなので2回言いました」という文言があります。一方で、僕はあまり聞いたことがないのですが「大事なことなので一度しか言いません」という文言もあるそうです。どうでもいいことは大抵一度言って終わりなのですから、大事なことを同じ扱いにしてはいけないだろうと思いますし、僕は...

Satoshi Enomoto
2023年3月13日読了時間: 3分


【感想】『Lutherヒロシ市村 生配信 Studio Live Vol.3』
3/12の夕方から行われたLutherヒロシ市村先生の配信ライヴを観ましたので、その感想を書いていきたいと思います。 オープニングはピアノの伊藤那実さんのソロによる、森雄太さんのピアノソロ小品《三元豚のねぎ塩豚カルビ弁当(麦飯)に寄す》でした。タイトルが未だに覚えられません...

Satoshi Enomoto
2023年3月13日読了時間: 4分


【名曲紹介】カリッシミ《イェフタ》:オラトリオの成立と、共に嘆く合唱
4/8にパルテノン多摩にて公演予定のバロック音楽を集めたコンサート『バロック=ドラマティック』は今や2ヶ月後に迫りました。バロック時代を彩る様々な作品集を前半に、カリッシミのオラトリオ《イェフタ》を後半に演奏します。 それぞれの作品ごとに一つの長い解説が書けてしまうほどの濃...

Satoshi Enomoto
2023年2月8日読了時間: 6分


【演奏会告知】『バロック=ドラマティック/カリッシミ《イェフタ》』:本当は熱いバロック音楽【2023年4月8日(土)】
2022年の一般公開のコンサートは全て終演致しました。足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。 既に2023年のコンサート開催情報もいくつか公開を始めておりますが、中でも4月には特に大きな自主企画公演を行うことになりましたので、この記事ではそれについて書かせ...

Satoshi Enomoto
2022年12月31日読了時間: 5分
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