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【感想】大内暢仁『オール・バロック・コンサート シュタイングレーバーの音色に乗せて』
今年に入ってからというもの、どうしても都合が合わず、我が推しクラシック音楽ユニット ResonanCe 関連のコンサートに行けないまま12月まで来てしまいました。 メンバーのうち、大内暢仁さんのコンサートの日程だけはかなり早い段階で告知されていたため、自分のコンサートを1週...

Satoshi Enomoto
2022年12月4日読了時間: 5分
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【演奏会告知】『彼方からの愛の歌』ベートーヴェンが様々な愛を託した歌曲集【2022年12月23日(金)】
今年の12月には2つの大きな企画を控えています。別々に企画したもののはずが、図らずもドイツ・ロマンティック・リートのオメガ(シェーンベルク)とアルファ(ベートーヴェン)が揃う運びとなりました。 12月11日(日)昼 『架空庭園への道』...

Satoshi Enomoto
2022年9月10日読了時間: 4分
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【演奏会告知】『架空庭園への道』シェーンベルクが《架空庭園の書》に辿り着くまで【2022年12月11日(日)】
本番の準備に追われまして、演奏会の告知どころか雑記の一本すら書けない状態ですっかりブログの更新が止まっていました。なにせ今月の中旬からは3週間に5本の本番(ピアノも歌も)が控えているという有様でして…コロナは絶対に拾いたくない時期ですね…...

Satoshi Enomoto
2022年9月10日読了時間: 4分
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【演奏会告知】中村康弘&鈴木広之 テノールデュオリサイタル:独唱・重唱で聴く合唱曲
そろそろ首都圏では毎日の新規感染者数が多数ではありつつも一定数になり始め、ピークを迎えている頃と見てよいのでしょうか。僕の直接の知り合いさえも2日に1人ペースで順繰りに感染して(音楽家の場合は見事に仕事や本番を飛ばして)いるところです。早く鎮静化してほしいですね。...

Satoshi Enomoto
2022年8月14日読了時間: 5分
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【雑記】初学者になりすましてレッスンを受ける動画という不届きなエンタメ
これまたYouTubeなどの動画文化全盛の現代だからこそ起こる事象(もしくは事件)ではあるのでしょう。タイトルのように、ピアノ奏者である仕掛人が初心者のふりをしてレッスンを受け、突然難曲を演奏して指導者を驚かせる…という演出の動画が、たまに忘れた頃に投稿されてきます。...

Satoshi Enomoto
2022年7月30日読了時間: 5分
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【演奏会告知】及川音楽事務所フレッシュガラコンサート:ブラームス《ホルン三重奏曲》抜粋
新型コロナウイルスの感染拡大がとうとう第7波に突入しまして、僕の周囲でも次々と感染者が増えています。殆ど全ての人がきちんと有症状という有様でして、素人ながらにもなんだかフェーズが変わってきてしまっているような感覚があります。演奏家の友人が発症したために急遽代打を務めたり、演...

Satoshi Enomoto
2022年7月28日読了時間: 2分
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【雑記】演奏家の手癖の反映
ここのところは講座やレッスンの資料作成に加えて、譜面も書くというデスクワークの山に追われています。コダーイラボは今月が最終回ですから、これがそろそろ一段落するでしょうか。そうは言っても、今年中はすっかり予定が埋まったと認識してよいくらいの日々になっております。...

Satoshi Enomoto
2022年7月17日読了時間: 3分
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【演奏会告知】及川音楽事務所フレッシュガラコンサート:ウクライナのリセンコ、再び
2022年7月23日 14:30開場 14:40開演 及川音楽事務所フレッシュガラコンサート 会場 としま区民センター大ホール (最寄り駅:池袋) 入場料 2,000円 全席自由 曲目 リセンコ《不安》 リセンコ《1902年の夏のアルバム》Op.41 他 予約申込...

Satoshi Enomoto
2022年6月23日読了時間: 4分
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【演奏会告知】ウクライナを旅したラフマニノフ:及川音楽事務所サロンコンサート
今回設定したプログラムは、どうしても政治的なものとして受け取られるかもしれません。それを悪いことであるとは思いませんし、僕自身の中で政治的な考えが全く無いわけではありません。政治は生活と切り離せないものでしょうし、また音楽も生活とは切り離せないものであると考えています。むし...

Satoshi Enomoto
2022年5月18日読了時間: 5分
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【雑記】運指に従う程度の問題:目的ではなく手段
ピアノで「楽譜に書かれている運指(指使い)には従いましょう」という話は頻繁に言われていることであろうと思います。周りを見ていても「弾きにくいけれど、書いてある運指には従わなきゃ!」という声が時々聞かれますし、それに賛同する声も少なからずあることを認識しています。...

Satoshi Enomoto
2022年5月3日読了時間: 6分
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【コンサート後記】《月に憑かれたピエロ》への初挑戦
4/20のコンサート『ドイツ音楽の夕べ』/『月に憑かれたピエロ』が終演しました。聴きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。 普段「シェーンベルクを研究している」などと宣ってはいるものの、演奏する機会がそうそう巡ってくるわけでもなく、今回のコンサートが僕にとって...

Satoshi Enomoto
2022年4月23日読了時間: 5分
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【名曲紹介】シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》Op.21
僕のブログで何度も登場しているシェーンベルクですが、彼の作品の中には、彼自身の経歴のみならず、西洋音楽史上でも重要な作品がいくつか存在します。既に僕が色々なところで弾いている《3つのピアノ曲》Op.11や《6つのピアノ小品》Op.19などもそれらのうちの一つではありますが、...

Satoshi Enomoto
2022年4月3日読了時間: 9分
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【感想】横山博ピアノリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』
2022年3月27日に行われた、ピアニスト横山博さんのリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』の感想を書かせていただきたいと思います。 今回のリサイタルはケージとフェルドマンをメインに据え、そこにグラスと坂本龍一の映画音楽を交えたオール現代プログラム。フェルドマンとケージはもう...

Satoshi Enomoto
2022年3月30日読了時間: 5分
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【名曲紹介】シェーンベルク《3つのピアノ曲》Op.11:表現主義、ロマン派の継承と意識的作意の排除
シェーンベルク(1874-1951)は、出発点こそ後期ロマン派的作風でしたが、後に機能和声の放棄と十二音音楽の確立を成し遂げ、ユダヤ人としてのアイデンティティから音楽による政治参加にも踏み込んだ、西洋音楽史上でも重要な位置にいる作曲家です。...

Satoshi Enomoto
2022年3月2日読了時間: 7分
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【演奏会告知】『ドイツ音楽の夕べ』/『月に憑かれたピエロ』:ドイツ音楽の19世紀→20世紀
2022年には個人的にも大きな位置を占める本番がいくつか予定されています。その最初のものが、1月に開催した『古典派のやさしいソナタ』でした。古典派のソナタを5曲(+アンコールの悲愴)連続で弾くともなると、これはなかなか気軽に開催できるものではないわけです。2月、3月とソロの...

Satoshi Enomoto
2022年2月25日読了時間: 5分
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