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【音楽理論】階名と音名、そして調号が付くこと
階名とは、全音または半音という距離=音程をもって音が並ぶことによって作られる音階における、それら構成音の音階組織内の立ち位置を呼んだ名前のことです。したがって1種類の音高が存在しただけでは階名も存在せず、2種類以上の音高が存在して初めて階名は定められます…という話は過去記事...

Satoshi Enomoto
2020年4月25日読了時間: 4分


【雑記】コロナ“間”の音楽活動
また一つ、合唱の伴奏の仕事が飛びました。7月のものです。5月の本番が飛んだ話は既に過去の記事に書きましたが、今現在判断中の7月~8月にわたって行われる本番もそろそろ危なくなってきたことでしょう。3月には「ラ・フォル・ジュルネが飛ばなければいいね~」などと言っていましたが、あ...

Satoshi Enomoto
2020年4月18日読了時間: 4分


【名曲紹介・番外編】民謡《愛しのアウグスティン》
《愛しのアウグスティン》というオーストリア民謡をご存じでしょうか。タイトルを知らなかったりしても、このあっけらかんとした可愛らしいメロディについてはどこかで聴いた覚えがあることかと思います。 ところで、この民謡の歌詞はこんなもの。...

Satoshi Enomoto
2020年4月16日読了時間: 4分


【レポート】Zoomで音楽学系レッスンやってみた
ご存じのように、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、音楽家たちは演奏会や伴奏や対面レッスンといった従来の稼ぎ方を限りなく封じ込まれてしましました。僕は実家暮らしですから今までに非常勤講師業で稼いだ貯金を切り崩しながらどうにか耐えることもできますが、生活費をどうにかして...

Satoshi Enomoto
2020年4月13日読了時間: 4分


【雑記】音楽の冬眠期
全日本合唱連盟からメッセージが出されました。 現に、合唱団は新型コロナウィルス感染のクラスターになり得るリスクが最も高いものの一つと言っても過言ではないでしょう。それこそ音漏れを防ぐべく密閉された空間で、大人数が一斉に声を出すわけですから、こんなに条件が整ってしまうものも他...

Satoshi Enomoto
2020年4月11日読了時間: 4分


【名曲紹介】千原英喜《コスミック・エレジー》
第2回にして現代日本の合唱曲について書きます。僕の中ではどんな音楽も地続きですので、クラシックには限らないかもしれません。 さて、日本の合唱音楽界では知らない人はいないと断言できる作曲家 千原英喜(1957-)さん。千原さんの作品は日本や東洋の民俗文化の要素を西洋の合唱にミ...

Satoshi Enomoto
2020年4月9日読了時間: 6分


【ソルフェージュ・雑記】階名感覚に気付いた話
僕がピアノを始めたのは5歳の時です。「3歳から始めました!」みたいな人がいるこの業界では一番早い部類というわけではないですが、まあ早期教育と言えば早期教育でしょう。 今現在でこそ「階名を導入しようぜ!」などと主張していますが、僕は確かにピアノを習い始めた当初はいわゆる固定ド...

Satoshi Enomoto
2020年4月8日読了時間: 4分


【名曲紹介】シェーンベルク《ワルシャワの生き残り》Op.46
「名曲紹介」という触れ込みで、僕が個人的に考える“皆様に聴いてほしい音楽作品”を紹介していくシリーズを始めていこうと思います。「有名曲紹介」ではないことをご了承ください。 僕が研究しているのはシェーンベルク(Arnold Schönberg,...

Satoshi Enomoto
2020年4月6日読了時間: 5分


【音楽理論】強弱記号が表すもの
強弱記号。皆様におかれましては、こいつらを義務教育中にお目にかかったはずです。 義務教育の音楽の授業の中でこれらを覚えた、あるいは覚えることを強いられたことでしょう。 最もざっくりとした一般認識は以下のようなものだと思います。...

Satoshi Enomoto
2020年4月5日読了時間: 7分


【雑記】「芸術家=反権力」というイメージ
「普段は権力を批判するくせに支援してもらおうとは!」という声を見ることがあります。それを「ロックじゃない」だのとわざわざ音楽用語を使って音楽家にマウントを取ろうとする人がいることには辟易するところではありますが、それはさておき。...

Satoshi Enomoto
2020年4月3日読了時間: 3分


【告知】オンラインレッスン始めます!(ただし座学中心に)
ご覧の通り、演奏会は次々に自粛となっています。それこそ当初予想されていた段階から全く自粛は止まる勢いを見せていないどころか、どうにか対策をして決行を試みようものならば槍玉に挙げられる空気まで生まれつつあります。芸術に対する大衆の価値観が残酷にも露わになり、それに心を痛める芸...

Satoshi Enomoto
2020年4月2日読了時間: 5分


【雑記】RADWIMPSの『やどかり』と、人それぞれのアーカイヴ:インプットの話
自粛要請を受けて、引き籠ってできることに徹している方も多いと思われます。これに伴って書籍の売り上げが伸びたという話も聞きますし、映画などを観て過ごす方もいらっしゃるでしょう。 音楽家たちはどうしているかというと、どうにかネット配信で活動ができないかと模索を始めているのがまず...

Satoshi Enomoto
2020年3月31日読了時間: 5分


【音楽理論・音楽史】トーン・クラスターはどこから来たのか?
ポーランド前衛音楽の旗手として活躍し、後にロマン派へと回帰した、現代音楽界では長老格であった作曲家・指揮者のペンデレツキ(Krzysztof Penderecki, 1933~2020)が亡くなりました。 僕がペンデレツキを知ったのは中学生の時です。と言っても、実際の音楽で...

Satoshi Enomoto
2020年3月30日読了時間: 5分


【雑記】音楽家という手品師、あるいは詐欺師、もしくは呪術師
音楽を聴くことで空腹が満たされることはないし、音楽を聴くことでガンが治ることもありません。音楽を聴くことで植物が育つことはないし、音楽を聴くことで雨風を凌ぐこともできません。 このような意味において、どうしても音楽は食品や医療や家屋よりも物的価値の低いものです。いやそもそも...

Satoshi Enomoto
2020年3月29日読了時間: 5分


【雑記】何のための “国” なのか( #自粛と給付はセットだろ )
僕に政治はわからぬのですけれども、音楽家含め、芸術に携わる人間として、そして社会の一員としてはどうしても声を上げなければいけない状況になってきたように思うところです。 国民は国に税を納めているわけであります。これは何のためなんでしょうかね。...

Satoshi Enomoto
2020年3月28日読了時間: 6分
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