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【ソルフェージュ・雑記】階名は「全ての調をハ長調/イ短調に移高する」考え方ではない:固定ド認識に由来する階名への誤解
階名によるソルフェージュ訓練の重要性を主張する時に、いわゆる固定ド(ドレミシラブルの音名用法)の主張者が階名に対する批判を述べてくれることがあります。ただその中には、階名認識者の側すらも前提にしていない観点を例に挙げて批判を展開するものもありまして、それについては階名側から...

Satoshi Enomoto
2024年9月1日読了時間: 5分


【分析メモ】シェーンベルクが行った十二音音列の恣意的な操作と、それによって生み出される擬似的な機能和声
10/19のリサイタル に向けて、シェーンベルクとその周辺の作品を主に練習していて、耳が馴染んできたからか、より色々な要素が聴こえるようになってきたので共有しておきたいと思います。 シェーンベルクがおよそ10年に渡る長い沈黙を破り、十二音による作曲法を実践する形で書いた最...

Satoshi Enomoto
2024年8月26日読了時間: 3分


【感想】『湯浅譲二 95歳の肖像 合唱作品による個展』
8/12に豊洲シビックセンターにて開催された『湯浅譲二 95歳の肖像 合唱作品による個展』を聴きに行ってきました! この当日は湯浅譲二まさにその人の95歳の誕生日でしたが、残念なことに作曲者は先月に亡くなり、湯浅譲二の音楽がもたらしたものを再認識するための追悼演奏会となり...

Satoshi Enomoto
2024年8月17日読了時間: 8分


【感想】『内藤コレクション 写本 ─ いとも優雅なる中世の小宇宙』
僕が団員として所属する合唱団DIOは今年、中世・ルネサンスあたりの時代の音楽に積極的に取り組んでいます。そのような演奏活動をしようと決めたからというわけではなく、単に合唱団内のパート人数比を考慮した結果、演奏に適する編成が自動的に中世・ルネサンス時代に偏ったという次第でした...

Satoshi Enomoto
2024年8月16日読了時間: 4分


【雑記】聴衆の耳を侮ってはならない
ちょっと煽るような記事タイトルですし、音楽を提供する側の人間の中には「聴衆を侮ってなんかいねえよ!」と反発したくなる方もいらっしゃるかもしれません。特段攻撃の意図は無く、あくまで立ち止まって振り返ってみようというだけの問題提起です。 僕の失敗談から先に書いておきましょう。...

Satoshi Enomoto
2024年8月11日読了時間: 4分


【雑記】ゲンダイオンガクを面白可笑しく扱き下ろすのではなく
最近、ゲンダイオンガク(現代というほどでもないのにそのように呼ばれて敬遠されている音楽)の話題がその雑な認識故に炎上して、それに便乗して別の雑な認識を述べるというムーヴが繰り広げられましたが、そろそろ鎮火してきたようなので個人的にも言及しておきましょうか。...

Satoshi Enomoto
2024年8月3日読了時間: 6分


【雑記】32歳になりました
また今年も誕生日を迎えまして、32歳になりました。昨年の誕生日は横浜に出る前でしたが、今年は横須賀には戻っていながらも実家在住というわけではなく、さらに言えば祖父の四十九日の準備をする中での誕生日ということで、毎年とはかなり異なる奇妙な感覚の中で歳を重ねたことになります。...

Satoshi Enomoto
2024年6月29日読了時間: 2分


【雑記】「百聞は一見に如かず」と毎日復唱せよ!
こうして文章を徒然に書いたりネットを運用したりすることによってコンサートやレッスンの宣伝広報にしようなどということを企んでいる身にとって大きなブーメランになることを書きたいと思います。なお、それらを貶める意図はありません、念のため。...

Satoshi Enomoto
2024年4月9日読了時間: 3分


【雑記・音楽理論】音楽の要素の「何故」と「何」を考えること:ベルク《夜》を例に
音楽家、特にクラシックの演奏家たちが、自分の演奏する曲の楽譜に形式や和音記号を書き込んで「楽曲分析」や「和声分析」などと言っているのを見ることがあります。あるいは演奏会のMCで、楽曲がソナタ形式でできているだの、全音音階を使っているだのということをPRするのを見ることもあり...

Satoshi Enomoto
2024年4月4日読了時間: 3分


【分析メモ】全音音階の構成音を全て鳴らした和音はドミナントの機能を担える
唐突な話題ですが、全音音階という音階があります。 皆様に親しみのある長旋法ドレミファソラティドと短旋法ラティドレミファソラなどは、簡略化すれば全音と半音の音程の順列で構成されています(実際には全音の種類、半音の種類でも区別あり)。全音音階はオクターヴ間を全音の音程だけで構成...

Satoshi Enomoto
2024年2月27日読了時間: 2分


【雑記】昔演奏した曲を演奏すると当時のままのような演奏になってしまうこと(悪い意味で)
「演奏する」ということを頻繁にやっていると、一度は演奏した経験のある曲を再び引っ張り出して弾くということも出てくるようになりました。そうは言っても僕なんかはその頻度がまだ少ない方でしょうし、世間に引っ張りだこの方々はそれこそ特定のラインナップをすぐに弾けるレパートリーとして...

Satoshi Enomoto
2024年2月6日読了時間: 4分


【雑記】2024年、あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。2024年もどうぞよろしくお願いします。 今年は何と言っても僕が研究している作曲家 シェーンベルクの生誕150周年のメモリアル・イヤーにあたります。ピアノ曲全曲…はちょっと難しいかもしれませんが、主要作品をメインプログラムに据えたコンサート企...

Satoshi Enomoto
2024年1月1日読了時間: 2分


【雑記】2023年まとめ:大波乱の年でした
今年は早めに仕事を納めまして、年末年始は制作も最低限に、実家に滞在する生活を送っています。まさか(ネガティヴな事情によって)実家を「実家」と呼ぶようになるとは、一年前の今頃には全く予期していませんでした。 これまでにも良くないことは毎年のように起きるものだと思っていましたが...

Satoshi Enomoto
2023年12月31日読了時間: 6分


【雑記・音楽理論】NHK大河『風林火山』OPテーマから学んだ跳躍音程のエネルギー
今ではすっかりTV自体を観なくなってしまいましたが、中学生~高校生の頃はNHKの大河ドラマをよく観ていました。特に僕は日本史に詳しかったわけではないのですが、主に父と末弟が興味をもって観ていたのです。僕の興味はやはりそのドラマに付いている音楽の方に向かいました。後になってか...

Satoshi Enomoto
2023年10月28日読了時間: 3分


【雑記・分析メモ】山田耕筰《曼珠沙華》の跛行リズムにはテヌートが付いている
依頼されて山田耕筰の《曼珠沙華》(読みは「ひがんばな」)の伴奏をすることになっています。山田耕筰の歌曲の中では有名な曲の一つですから、もちろん曲の存在は知っていますし、大学1年生の時にアンサンブルの授業で譜読みだけした記憶があります。...

Satoshi Enomoto
2023年10月20日読了時間: 2分
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