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【楽譜販売】ヨハン・シュトラウスⅡ世《ハンガリー万歳!》Op.332 ピアノ連弾編曲

  • 執筆者の写真: Satoshi Enomoto
    Satoshi Enomoto
  • 7 時間前
  • 読了時間: 2分

【BOOTH】

ヨハン・シュトラウスⅡ世《ハンガリー万歳!》Op.332 ピアノ連弾編曲


【Piascore】

ヨハン・シュトラウスⅡ世《ハンガリー万歳!》Op.332 ピアノ連弾編曲 (ヨハン・シュトラウス2世) / 中級



 久しぶりに編曲楽譜を発売しました。ヨハン・シュトラウスⅡ世のポルカ・シュネル《ハンガリー万歳!》Op.332をピアノ連弾に編曲しました。


 早速の裏話を書いてしまいますが、この編曲は既に昨年のうちに手書きで一通りスケッチが終わっていたものでした。浄書に取り掛からずに作業を止めていたのです。


 昨年出した《ハプスブルク万歳!》Op.408 ( https://virtuoso3104.booth.pm/items/7047321 ) と同じタイプの曲であると思うわけですが、この類の曲は愛国心を煽る危険性がありますね?


 既にハプスブルクの王政は無く、中立化しているオーストリアはともかくとして、昨年時点のハンガリーという国に関してこのような曲を公開することは果たしていかがなものかという個人的心情面での疑問が解決されず、なんなら編曲したままお蔵入りにしようと思っていたところでした。2009年の演奏を最後に、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでもこの曲が取り上げられていなかったことにお気づきでしょうか。


 しかし、どうやら情勢が変わったようです。むしろこの編曲を世に公開するのは今であると判断しました。音楽に政治的主張を込める必要はありませんが、音楽の受容はいとも容易く政治的情勢に影響を受けます。



 《ハンガリー万歳!》はアウスグライヒによるオーストリア=ハンガリー二重帝国の成立から2年後の1869年に、ハンガリー自治2周年を祝う形でヨハン・シュトラウスⅡ世が書いた作品です。コーダには《ラーコーツィ行進曲》のメロディが引用されます。


 オーストリア=ハンガリー二重帝国を称揚する意図はもはやありません。むしろ権威主義的ポピュリズムを拒絶する選択をした現在のハンガリーの人々に対してこそ、敬意を表したいと思います。

© 2018 Satoshi Enomoto

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