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  • 執筆者の写真Satoshi Enomoto

【楽譜販売】ヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ世《悪魔の踊り》ピアノ連弾版



 Happy Halloween!


 BOOTHのページには予告も宣伝もせずにヌルッと公開してあったのですが、新たな楽譜を制作・発売致しました。




 西洋音楽史の教科書には大抵出てこないとは思うものの、この作曲家の曲を聴く機会は意外に多いかもしれません。ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでも最近プログラムに入っていますね。


 ヘルメスベルガーは19世紀後半からウィーンで活動した音楽一家です。中でもヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ世はコンサート・マスターを経験しつつ、マーラーの後任として指揮者も務めた人物でした…とは言いつつ、指揮だけはあまりパッとしなかったようで、やはり基本的にはヴァイオリニストとして活躍し、指導者としてもエネスクやクライスラーといったヴァイオリニストたちを指導しました。そういえば幸田延がウィーンに留学した時のヴァイオリンの指導教員もこの人ではなかったかと。


 《悪魔の踊り Danse diabolique》が日本人の間で有名になった切っ掛けは、ほぼ間違いなく2002年に小澤征爾さんがウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを指揮してこの曲を演奏したことでしょう。当時小学生だった僕は親が買ってきたライヴ録音CDを聴いて、この曲の迫力に衝撃を受けたものです。


 この曲をどうにかピアノで弾けないだろうか…と長らく考えていたことをようやく実行に移したのが、このピアノ連弾版になります。巷では吹奏楽編曲が多く演奏されるようですが、吹奏楽の柔らかいサウンドではなく、ピアノの硬いサウンドで弾いて/聴いてみるのもまた面白いのではないでしょうか。なお、この編曲は原曲をできるだけ忠実に再現して…というわけではなく、ピアノ映えするように勝手に音を足したり重ねたりオクターヴ変えたりしています。絶対に盛り上がるからド派手に弾いてくれ。


 難易度は難しめです。表現云々ではなくパワーとスタミナ的な意味で、ですね。但し、喧しい曲だからといって猪突猛進で弾くとただピアノが五月蝿いだけの演奏になりますから、絶妙なバランスコントロールで喧しさを表出してほしいと思います。


 コンテンツは楽譜(25ページ)とヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ世にまつわるノートがセットになっています。爆音系ピアノ連弾アレンジとして扱っていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。


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