あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年も精力的に活動して参りますので、
どうぞよろしくお願いします。
2022年は、《月に憑かれたピエロ》《架空庭園の書》《遥かなる恋人に寄す》などといった、クラシック音楽の中でもかなり重要な声楽作品のピアノパートに取り組み、また《町田は神奈川》と《シン・町田は神奈川》という不届きな合唱曲を書き下ろした非常に濃い一年でした。
年齢を重ねると時間の経過を早く感じるようになるという話を聞きますが、個人的には正直なところ、昨年は3年分くらいあったのではないかというほどに長く感じた一年間でした。限られた時間の中に音楽を詰め込もうとすると、充実した存在感がある時間をじっくり味わえるのかもしれません。
2023年はラフマニノフ、レーガー、ニコライ・チェレプニンの生誕150周年、リゲティと中田喜直の生誕100周年のメモリアル・イヤーである他、シェーンベルクが十二音音楽を世に出した1923年からも100周年となります。これに絡めた企画も色々考えたいと思います。
既に今年の演奏会情報もいくつか公開しております。今月15日(日)に渋谷・松濤サロンにて『ウクライナのピアノ作品集』(残席僅少)、4月8日(土)にパルテノン多摩にて『バロック=ドラマティック/カリッシミ《イェフタ》』公演を行います。
今年も皆様にお目にかかることができれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。
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