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執筆者の写真Satoshi Enomoto

告知:DEVTTARE 2nd Concert

更新日:2019年4月2日

 お待たせしました、次のコンサート告知です。自主企画ですが企画者は僕ではありません。



日時:2019年2月2日(土)15:00開演

会場:カルラホール(小田急「経堂」駅より徒歩9分)

チケット:全席自由3,000円(4歳~未就学児まで保護者の膝の上は無料)

予約&問い合わせ:devttare@gmail.com あるいはContactページより榎本へ

 

 昭和音楽大学の同期に中林嘉愛(なかばやし かあい。字面にインパクトのある名前だが本名である。よく「中村」と間違えられる)というソプラノがいまして、学部時代から榎本に押しつけられる形で近代リートを片っ端から歌ってくれた恩人であるわけですが、そんな彼女が参加しているユニットDEVTTAREの2ndコンサートに出演を打診されたのでほぼ即答で承諾しました。

 コンサートは2部構成で、第1部では様々なアンサンブル、第2部ではバッハの《コーヒー・カンタータ》をお届けします。榎本は第1部のピアノで出演し、第2部は出演はしませんが稽古で協力しています。

 第1部ではDEVTTAREメンバーの友人音楽家たちを交えてのソロやアンサンブル集です。フライヤーには「プログラムは当日のお楽しみ」と書いてあるのですが、僕自身はコンサートに行くかどうかの判断基準としてプログラムを重視していますし、広報のためにも少しリークしますね。まず、ジャンルはクラシックに限りません。ポップスやジャズや歌謡曲まで美味しいとこ取りでいきます。あくまでもコンセプトはクラシックではなくアンサンブルであるわけです。むしろ最初から室内楽編成で書かれている曲は少数で、ほとんどがアレンジもの、しかもそのうちいくつかの曲は主に中林と榎本が手を加えています。僕が一番加担したところを言っておくと、お馴染みモーツァルトの《アイネ クライネ ナハトムジーク》を室内楽版に編曲しました。ヴィオラがいないのでヴァイオリン×2とチェロとピアノという編成です。原曲では主旋律のほとんどを第1ヴァイオリンが担当するのですが、今回の編曲ではどのパートにも主旋律が行き渡るようにし、さらにはオブリガートも所々挿入しました。聴き応えはあると自負しています。他の曲も割と全員で暴走しているので、お上品なクラシックだと思わず軽はずみに聴きに来ると楽しいと思います。



 第2部ではJSB(もちろんJ Soul BrothersではなくJohann Sebastian Bachの略である)のカンタータ《Schweigt Stille, plaudert nicht!(お喋りは止めて、お静かに!)》、通称「コーヒー・カンタータ」を上演します。コーヒー依存症な娘とコーヒーを止めさせたい父のバトルが繰り広げられます。バッハはオペラは書いていないのですが、このようなストーリーのある作品を書いていないというわけではないんですね。きっとDEVTTAREの3人が面白い演出でやってくれることでしょう。

 見た目はクラシックのコンサートですが、想像以上にカジュアルに楽しめると思います。榎本に言っていただければチケットもご用意致します。来年もどうぞよろしくお願いします。

 最初の稽古後に撮影。頑張っていきましょう!

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