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【YouTubeコラボ】のらクラシック部『40パートある合唱曲の楽譜を持ってきてもらった』

  • 執筆者の写真: Satoshi Enomoto
    Satoshi Enomoto
  • 7 分前
  • 読了時間: 2分

 前回のコラボ動画の撮影時には、「初心者におすすめ」とは言えないであろう合唱曲の楽譜も持参していました。なにせのらクラシック部のこと、何かしら別の動画のネタにもしてもらえるであろうと榎本は考えまして、ダンボールを加工してケースを作って雨の中この巨大な楽譜を運んだのでした。


 さて、その楽譜とは既にサムネイルに見えている通り、トマス・タリスの《Spem In Alium》です。通称「40声のモテット」のまさにスコアです。5声×8群という規模をもちまして、そのへんのオーケストラのスコアよりも段数の多い楽譜となっています。


 一般における知名度は低いかもしれませんが、ルネサンス音楽に手を出したことがある人ならばいずれかのタイミングで存在を知ることになる作品であると言えるでしょう。流石に演奏経験者ともなると稀でしょうけれども、知っている人は知っているという立ち位置にあります。


 僕自身は特にルネサンスに詳しいということもなく解説もできず、今回の動画は「巨大合唱曲の楽譜を見て/音楽を聴いてのリアクション動画」のようなものになっています。


 動画の中では言わなかった余談情報としまして、この楽譜は皆様もよくご存じであろう本郷のアカデミア・ミュージックで買ったことを書いておきます。修士課程の1年生の時に買いましたから、もう10年も前のことになりますね。


 アカデミア・ミュージックに行ったことのある方は、この類の巨大楽譜はそれ専用の引き出しに陳列されていることを知っていると思いますが、当時このタリスの楽譜はどういうわけか表の普通の棚に横向きにぶっささって陳列されていたのです。当然のように目に留まりまして、こんな巨大な変な楽譜だというのに、値段は5,000円と意外と高くなく(現代音楽でこのサイズの楽譜は当然のように5桁)、同行していた指導教官が「これを個人で持ちたがる人はあんまりいないかもね一」と言ったことが決め手となって購入に踏み切ったのでした。


 せっかく楽譜も手元にあるわけですから、実演をしてみたいという思いはもちろんあります。如何せん、この曲にとって適切な人数を揃えることが公募などでは難しいだろうと考えているのも事実です。演奏時間も10分超と、合唱祭にも上手く乗らず、逆にコンサートでも扱いに困り…となると、計画運営まで大変そうに思えて結局後回しとなっています。果たして自力での実演はいつになるやら…

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