top of page

検索


【学習記録】憲法は権力を制限するためのもの【日本国憲法】
僕は何ら憲法の専門家ではありません。一般の方々と同じように中学校の公民や高校の現代社会の授業で憲法のことを学びました。音大で教職課程を履修していたので、日本国憲法が必修だったというところだけが特殊です。 そうは言っても日本国憲法を取ったのは学部の一年生の時、あとは教員採用試験のために掘り起こしていた程度です。それでも今のような時勢においては、その復習に取り組むのも何かしら役に立つかもしれません。折角なので、書いて憶える(タブレットでの手書き入力です)のも兼ねて榎本が学び直したことをブログに残しておきたいと思います。シリーズ予定。 過去、歴史上には専制主義が蔓延りました。国家の統治が特定の支配者・権力者の手によって行われたわけですね。これを「人の支配」と呼びます。君主の支配権は神から授かったものとする考え方、即ち「王権神授説」も絶対王政を支えました。 これに対し、権力者の支配から国民の権利を守るために、権力を憲法によって制限するという「法の支配」たる考え方が立憲主義です。憲法を中心にして社会を組み立てるということ自体が字面の意味ではありますが

Satoshi Enomoto
4 日前読了時間: 3分


【雑記】クラシック音楽からの多文化共生
ネゼ=セガンが指揮した今年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2026はまだ記憶に新しいでしょうか。ヨハン・シュトラウスⅡ世の《インディゴと40人の盗賊》序曲、《エジプト行進曲》(中東)、ヨーゼフ・ランナーの《マラプー・ギャロップ》(インド)、フローレンス・プライスの《レインボー・ワルツ》(アフリカ)など、ヨーロッパの外を題材にもつ作品が比較的多く演奏されました。 恐らく一般に知名度の高いクラシックの作品の中でも、欧米の外の文化や音楽から題材や印象を採ったであろう作品がいくらか思い浮かぶかもしれません。それは好奇心の対象にすぎなかった場合もあるでしょうし、例えば日本を題材とする欧米のクラシック音楽作品があったからといって「日本は凄いんだ」などと考えるのは自惚れに基づく早計ですが、好奇心にせよ憧れにせよ、あまり考えたくはないですが文化盗用にせよ、それら「欧米の外」から来た要素は確かにクラシック音楽の中に混ざり、その音楽の多様性に寄与したことでしょう。 歴史を振り返ってみれば、流石にアジアは地理的に遠かったにしても、クラシック音楽とその源流た

Satoshi Enomoto
1月30日読了時間: 5分


【雑記】生成AIが描く「崩れた文字」が気持ち悪くてしょうがない
最近目にするのですが、「生成AIが作ったと思われる広告宣伝画像の中の文字(特に漢字)の形状がおかしなことになっているのが放置されたまま世に出回っていることについて大変な気持ちの悪さを感じています。それこそ普通の宣伝広告から、ネット上のバズりに力を入れる政党の支持者たちが他の政党を攻撃する目的で量産する逞造の画像や漫画調の画像まで、種類は様々です。 なるほど、最近の生成AIは文字を取り込んで出力することができるようになりつつあるのだなと思う一方、それでもたまに異形の文字が紛れ込んでいるのが目に入ります。この現象のおかげで生成AIによる画像であると区別が付くことにもなります。漢字を自力で勉強しておくことの新たなメリットでしょうかね。 しかし、僕が生成AIの描く崩れた文字に対して抱く嫌悪は、別に「字をきれいに正しく書きましょう」などという小学校の先生のような観点から来るものではありません。 まず第一には、その字の崩れ方が人間的なミスのようなものではないという点が挙げられます。日本人だって殆どの人々は当然のように漢字を書き間違えることがあるわけです

Satoshi Enomoto
1月27日読了時間: 4分


【雑記】千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ参ってきました
8/15には追悼行事もあるだろうと考えて別の日に千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ行ってきました。所在地は以前から知っていたものの、実際に参ったのは今回が初めてでした。 戦死した曾祖父の墓参りにはここ数年行っているものの、曾祖父の場合は身元もわかっている上で遺骨も戻ってきましたし、認知...

Satoshi Enomoto
2025年8月17日読了時間: 2分


【社会】"私の戦後80年宣言"
日本共産党の田村智子委員長が「皆それぞれの『私の戦後80年宣言』を考えてみてはどうか」という旨をInstagramの配信で発信していたのを見たので、それに対する考えも併せて自分なりの『私の戦後80年宣言』を書いてみる次第です。...

Satoshi Enomoto
2025年8月15日読了時間: 8分


【雑記】音楽家の奇人変人エピソードを面白いとは思えなくなった:他者の性格や私生活を面白がることの暴力性
……批評家たちは私のことを変わり者として紹介しています…… ……それは真実ではありません…… ……私は変わり者ではありません…… ……そうでありたいと思ってもいません…… ……私は陰気な人間です…… サティ(秋山邦晴・岩佐鉄男 編訳) 『卵のように軽やかに...

Satoshi Enomoto
2025年5月19日読了時間: 6分


【雑記】生成AIを頼らずに自力で作曲をすることの意味:自らの体験・経験とすること
生成AIの利用がカジュアルになりつつある昨今において、個人的には色々な観点で思うところ考えるところがあり、しかしその方向性が多岐に渡るので、まとめては言及せずにトピックごとに記事を分けて書いてきたいと思います。 わざわざ人間が頑張って作曲をせずとも、生成AIが勝手に音楽を...

Satoshi Enomoto
2025年5月13日読了時間: 4分


【探訪記】代々木《春の小川》記念碑:得たものの代わりに失ったもの
高野辰之作詞、岡野貞一作曲による文部省唱歌《春の小川》。この詩のモデルとなった小川には諸説あるものの、その歌碑(記念碑)の一つが代々木にあると聞いて、実際にその場所を訪ねてみました。高野辰之が代々木に住んでいたことが理由となっているようです。...

Satoshi Enomoto
2025年4月18日読了時間: 4分


【雑記】人々の輪の中で音楽を提供する役割を担う音楽家:音楽研究で学んだことを活かしながら
現在、実家がある方の地元では月一回ペースで『童謡・唱歌を歌う会』を町内会主催で行っています。ただ歌うだけでなく、楽曲の背景や音楽理論の解説、そこから考え得る表現の試行などを採り入れておりまして、毎度好評をいただいております。今年度からは本格的に階名唱も採り入れる予定ですので...

Satoshi Enomoto
2025年4月13日読了時間: 6分


【雑記・愚痴】楽譜の誤植から体験した相対化の蔓延
いきなりですが、譜例を用意しました。これはImslpからダウンロードしたチャイコフスキーの『四季』Op.37aの中の6月《舟歌》の一部です。シャーマー社の古いものですね。 紫でマーキングした箇所は誤植です。♯が付いてEisになっていますが、正確にはこの音はEであり、♯は誤...

Satoshi Enomoto
2025年2月15日読了時間: 4分


【雑記】ゲンダイオンガクを面白可笑しく扱き下ろすのではなく
最近、ゲンダイオンガク(現代というほどでもないのにそのように呼ばれて敬遠されている音楽)の話題がその雑な認識故に炎上して、それに便乗して別の雑な認識を述べるというムーヴが繰り広げられましたが、そろそろ鎮火してきたようなので個人的にも言及しておきましょうか。...

Satoshi Enomoto
2024年8月3日読了時間: 6分


【演奏会告知】『ウクライナのピアノ作品集』CD発売記念コンサート:CDが出ます【2023年1月15日(日)】
個人的には、自主企画の巨大なコンサート2本、『架空庭園への道』と『彼方からの愛の歌』が今月内にまだ控えているため、2022年が終わるという空気が一向に感じられないままでいるのですが、それはそうと、来る2023年に催されるコンサートの告知宣伝もぼちぼちと始めていきたいと思いま...

Satoshi Enomoto
2022年12月8日読了時間: 5分


【演奏後記】都心の島で《In C》
5/22(日)、お世話になっている酒井康志さん主催の《In C》の演奏に参加してきました。 今回の場所は千葉県の浦安駅から徒歩10分の都県境にある妙見島。去年は鋸山に登り、中世のカンティガ集『モンセラートの朱い本』と併せて「祈り」としての演奏を行いましたが、今年はロシアによ...

Satoshi Enomoto
2022年5月26日読了時間: 3分


【演奏会告知】ウクライナを旅したラフマニノフ:及川音楽事務所サロンコンサート
今回設定したプログラムは、どうしても政治的なものとして受け取られるかもしれません。それを悪いことであるとは思いませんし、僕自身の中で政治的な考えが全く無いわけではありません。政治は生活と切り離せないものでしょうし、また音楽も生活とは切り離せないものであると考えています。むし...

Satoshi Enomoto
2022年5月18日読了時間: 5分


【雑記】ロシアによるウクライナ侵攻のこと、そこから派生する色々
あまり政治の話題に偏りすぎるのもブログを書く目的と異なるかなと思い、これまでの似たような事件の時もせいぜいTwitterで言及するだけに留めてきましたが、流石に他人事でない点がいくつも出てきてしまっているので、せめて記録として残しておこうと思う次第です。...

Satoshi Enomoto
2022年2月26日読了時間: 5分
bottom of page


